鳥の国の花嫁【イラストあり】
動物と会話できる大学生の佐倉悠は、謎のオウムに導かれ、鳥が人を支配するファッサードに来てしまう。そこには翼を持った美貌の神官エルドラドがいた。この国は滅びかけ、神を呼ぶた...
鳥の国の花嫁【イラストあり】
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商品説明
動物と会話できる大学生の佐倉悠は、謎のオウムに導かれ、鳥が人を支配するファッサードに来てしまう。そこには翼を持った美貌の神官エルドラドがいた。この国は滅びかけ、神を呼ぶため神官の番い……鳥の言葉がわかる「女」を必要としているのだという。オウムに懇願された悠はエルドラドの花嫁として神を欺くことを承知した。期限付きの婚姻だったが、エルドラドの凛々しい表の顔の裏にある純情で不器用な素顔に悠は惹かれはじめ……。御園えりい先生の挿絵も収録。
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鳥たちが姦しい世界
2022/06/06 06:48
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
タイトルの鳥に惹かれての読みです。
異世界トリップもの。
動物と話せる大学生の悠が謎のオウム(神の使徒)に
異世界につれて行かれて・・・
その世界を救うために(生命の樹の復活)
神官と番にならねばという…物語
うん、悠が色々と考えたり健気です。
まさに彼がいなければこの世界救えなかったよねって感じです。
(神様は神様ですから本当に勝手だし、気ままだしねぇ)
展開も王道とはいえ破綻はなかったし
悠が動物の言葉をわかることにもきちんと理由があったし
神官のエルドラドの純な感じも悪くない。
でも、なんか物語の上澄みだけさらさらっと流れてしまったかなぁ
という読後感。
何がだめというのはないのですけれどね。
後、悠の最後の決心は本人にとってはまあそうなるのかなぁって思うけれど、
こちらの世界の人々にとっては・・・って考えると切なくなります。
両親とか兄弟とかね・・・
なんか、そこはしっくりこなかったかも。
神の使徒である鳥たちがとても姦しい感じの作品でした。