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電子書籍
妖怪探偵・百目3~百鬼の楽師~
著者 上田早夕里
いまや真朱の街は、妖怪〈濁〉が持つ無数の腕によって完全に包囲されていた。人々の憎悪を糧に強大化し続ける〈濁〉。県警の忌島らの奮闘もむなしく、力の弱い妖怪や人間たちが次々と...
妖怪探偵・百目3~百鬼の楽師~
妖怪探偵・百目 3 百鬼の楽師 (光文社文庫)
商品説明
いまや真朱の街は、妖怪〈濁〉が持つ無数の腕によって完全に包囲されていた。人々の憎悪を糧に強大化し続ける〈濁〉。県警の忌島らの奮闘もむなしく、力の弱い妖怪や人間たちが次々とその餌食にされていった。拝み屋・播磨遼太郎と百目ら妖怪たちは、ついに手を結び、最強最悪の敵に立ち向かってゆく――。凄絶な最終決戦の結末は!? 人気シリーズ待望の完結編!
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紙の本
現代感覚のSF・妖怪絵巻。
2024/01/26 21:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代感覚のSF・妖怪絵巻。日本古来の妖怪絵巻の世界に拝み屋なる人間を投入することで妖怪と人間を融合させ、伏線にSF要素を配することで過去から未来へと続く時空をも融合した創造力は流石。中盤では謎めいた複雑な伏線を如何に回収していくのかと心配になったが、終盤で見事に纏め上げられてる辺り著者の緻密な構成力を伺わせる。人間の邪心から生じて妖怪を超越した“妖魔”とも呼ぶべき最凶妖怪“濁”を完全に滅するためその源泉である人類を抹消する戦いが行われてることを示唆する結末が一番怖かった。SF小説で良く用いられるロボット(現代的にはAIになるのかな?)対人間の戦争ですね。何となく、本作に登場する妖怪たちは、未来の人類が“濁”の生じる源泉を滅するため多様に変化した人類そのものの姿ではと思えてきた・・・・・・。
紙の本
その後。。。
2016/01/07 22:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしかして超未来の人類と妖怪ターミネーターの死闘の前ふりだったらうれしいなぁ。