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退団勧告 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第3部
日本音楽コンクール入賞者としての披露演奏会に向けて、猛練習に励む悠季。しかし、圭の指揮するM響の演奏に感動するあまり、やっとつかみかけた「自分の音」を再び見失ってしまう。...
退団勧告 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第3部
05/09まで通常528円
税込 264 円 2pt退団勧告 (角川ルビー文庫 富士見二丁目交響楽団シリーズ)
商品説明
日本音楽コンクール入賞者としての披露演奏会に向けて、猛練習に励む悠季。しかし、圭の指揮するM響の演奏に感動するあまり、やっとつかみかけた「自分の音」を再び見失ってしまう。悠季は悩んだ末、圭と別居することに…。
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シリーズ14作目 掴む
2020/09/20 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
悠季がやっと見つけたと思った自分の目指す音は、圭の指揮する音を聞いたことでその音が頭から出て行かずまた迷子
そうして掴んだと思っての演奏もソラの一言でまたまた悩む
一つ乗り越えたと思ったらまた次の山、それを乗り越えたらまた・・・と、どこで立ち止まるかは自由だけれど悠季は前に進むことを選んだ
そしてその結果である日コンの披露演奏会での演奏を聴いたフジミの代表は悠季に勧告を・・・
悠季は圭との関係においても、理解してくれる人に恵まれていてそれ程嫌な思いをしてこなかったけれども、世の中には色んな人がいて自分の価値観を押し付けるような人もいる
そんな時負けないで前に向かって進める強さを悠季が身に着けつつあるのが嬉しい
いよいよ外の世界へ飛び出す悠季、頑張れ
紙の本
音楽家の恋愛って…。
2001/03/10 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本音楽コンクール入賞者の披露演奏会に向けて、猛練習に励む悠季。やっといい感触を掴んで時間も忘れ練習に没頭するが、圭が急遽代振りすることになったM響のすばらしい演奏に、感動するあまり、自分の音を再び見失ってしまう…。
悠季の味わった疎外感がとっても上手に書かれてあってリアリティがあり、音楽家の恋愛ってたいへんなんだーと思った1冊。
紙の本
羽ばたく瞬間、飛び立つ時
2002/07/28 19:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サクラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
音を磨いて、やっと手に入れたと思った矢先。ケイの音を聞いてしまった。ケイの音に囚われてしまったユウキ。ユウキは自分の音を見失ってしまう。耳に残るのは、ケイが紡ぐ音。
音をその身のうちに甦らせた時、ユウキは音はずっと、自分の中にあり決して消えたりはしないのだと気付く。七転八倒の末臨んだ、ガラ・コン。ユウキのストイックな色気もただよう演奏が聞きたくなりました(この、あたしさえ)。聴いた人の心をがっちりゲットしたユウキ。ついでに、アノ怖い先生からは、留学を言い渡され、さらには、楽団からは、退団勧告。目の回る展開についてけてないユウキに、ニコちゃんは、卒業だという。
富士見という巣から飛び立つための、背中の一押し。
ユウキはいい恋人と、いい仲間に囲まれていると思う。自分も、その輪に加わりたいと思う、ユウキを、かげながら応援している仲間として。
それにしても、この本のすごいとこは(秋月さんのはたいていそうだけど)読まされるっていうか、自然と止まらないって言うか。それに、飛ばしたいって思う場所が一行もないところ(これは、赤川次郎さんのも思う)。