なつゆきさんのレビュー一覧
投稿者:なつゆき
2021/08/23 18:15
悪はやっぱり悪
12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前作が凄く良かっただけに元悪の宰相・アンドリムがヨルガを番に持ち、落ち着いて優しくなって期待外れになるのかと心配したけれど、そんなこと無いので安心して読めます(笑)
あくどく冷酷に人の弱点を突くアンドリムが番のヨルガにだけは演技ではなく可愛い面を見せエチシーンも沢山です。
2021/10/10 13:20
選択
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
このシリーズは受けが中々恋愛方面には向かわなかったけれども3作目にしてやっと自覚が出てきました。
しかしこんなに面白い社畜シリーズが今作で完結だというのは残念でたまりません。
是非ノルベルトが主人公の番外編を希望したいですね。
2021/07/24 01:26
勘違いで
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
普段あんまり漫画は買わないのだが、うっかり小説だと思って買ってしまった本書。
亡くなった姉の子を引き取り育てる年若い主人公、というありきたりなストーリーなのだが出会った相手が一見人当たりも良くてカッコイイ親切と完璧なのだ。しかしそれは仕事モード、彼も心に傷を抱えて満たされない淋しさで飢えていたのだった。
そんな癖のある攻めと頑張り過ぎる受け、感情を素直に表せない甥。一人では足りないことを二人、三人と集まり、肩寄せあって補い幸せになっていく姿が目に浮かび思わず笑顔になる。
登場人物の内面をしっかりと描いてあるので心に響く良作だと思う。
2021/04/13 21:03
面白い
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
悪役令嬢の父親で悪の宰相に転生。
転生モノの割に前世の知識はゲームのルート関連が少しだけで、知識チートもなく転生モノだと言うのを何時しか忘れて夢中で読んだ。
悪の華とでもいうのか滅びに向かってまっしぐら、安易に自滅させないのもいいい。
正義がごみに感じる話だった。
2023/08/20 23:41
面白いけど先が長そう
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
面白いし読みごたえもあるしいいんだけれど、先が長そうな話なので出来れば早めに
三巻目以降も出して欲しい。何せこの作者の某シリーズは20年以上経っても終わらないから始まったばかりのシリーズだと思うと怖い。
2022/12/06 14:51
予想がつかない
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
こんなに大変な異世界転生も珍しい。大抵は酷い環境に転生しても割と早くにのし上がって行ったりするのだがこの話の主人公は中々救われない。
次から次へとピンチが訪れるし、想像とは違う展開にハラハラしたり切なくて胸が痛かったりと休む間もなく一気読みしてしまった。
主人公の第三王子と黒騎士のこれからが凄く気になるので下巻に取り掛かろう。
2022/09/17 16:00
シリーズ第3弾
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
相変わらず緻密で繊細なストーリーに引き込まれ一気読み。エロかったりグロかったり切なかったり十分満たされた。
今回の出来事が彼らにどんな今後を運んでくるのか、年長組も中間組も、そしてまだ幼い彼らたちの今後がとても気になる。一日も早く続巻を希望する。
1作目の悪辣さ振りから考えるとすっかり恋人に溺愛甘々なアンドリムだけど、誰かにとっての「悪」であろうが潔く躊躇わず、良識とか正義とかに振り回されない部分が好きだ
玉の輿に乗ったその後の話 玉の輿ご用意しました番外編【SS付き電子限定版】
2020/11/21 18:32
前作を読んでから
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
玉の輿シリーズ番外編と、その後の印南と青依の話
印南と青依の周りの人はどんな人なのか、彼らがふたりをどう見いるのかが知れて面白い
青依が東京工場の人たちに欠かせない人間として認知されていて嬉しかったし、様々な問題をクリアにして大学進学を決意したので安心した
前三作を読んでないと登場人物のことが全く分からないと思うので、是非読んでからこの話を読むのをお勧めする
2022/01/04 23:05
感無量
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
何度読んでも同じところで笑い同じところで泣いてしまう。そして読み終わったと同時にまた読みたくなる。
聡明なエルンストがガンチェのことになると駄々っ子のようになり、大男で武骨なガンチェを可愛いという。
今まで読んだ中で一番愛し合い幸せな二人の話だった。
2021/02/18 10:10
待ってた
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
20年ぶりの続編です。
ミッフィーこと未紘も30半ばになり照映と穏やかな生活がうかがえる本書ですが、編集者としては多忙な毎日を送っているようで、不規則な生活にストレスが重なり胃を痛めてしまいます。
干支が一回りするくらい共に居る照映と未紘も年を取りこれから万が一のことを考え、慈英と臣のような関係も視野に入れるようになったようです。
慈英や臣におだやかで真面目そうで、気が利いてふつうそうなのにとんでもない度量の広さを持っている、と評されている佐藤くんにカレシが出来た話は慈英や臣に衝撃のニュースだったみたいです。
しかし「夜の佐藤くん」はそのイメージを覆すかのような一面を見せています。
慈英と臣の今後について照映と未紘の会話に出てくるので、その後の話を期待してしまいます、崎谷先生どうかよろしくお願いします。
2020/07/09 23:35
充実
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
佐和紀と周平も結婚して五年目を迎え、身も心も夫婦としてラブラブな生活を送っていた
そんな中、佐和紀が過去に見捨てしまった友人の弟が現れて・・・
一方の周平はやくざの仕事以外の方の友人たちに佐和紀を紹介することに
前の話(本編・仁義なき嫁11)から半年たつと主要人物以外は名前を忘れていて「これ誰だったっけ?」となる事もしばしば、慌てて前作を読み返したよ
あの結婚式からもう五年か、佐和紀の成長ぶりには感慨深いものがある
狂犬がすっかり姐さんになってるもんね
変わったと言えば岡村・・・ 生きろ!
異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。 1【電子特別版】
2023/09/01 19:01
かわいい
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
とにかく可愛いお話。
異世界転生をしたアルフレッド、何事もほどほどに自称「七合目モブ」なのだが傍から見ると決してモブなんかじゃないイケメンスパダリ予備軍。そんな彼が無自覚に甘やかし心を砕き転生ヒロインの暴走から守る相手は氷の貴公子と名高いギルバート。
ご令嬢たちに新しい扉を開かせる、尊く罪深いアルフレッドとギルバートの話。
【電子限定おまけ付き】 初恋の義父侯爵は悪役でした 【イラスト付き】
2023/01/30 19:08
異世界転生もの
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
異世界転生もので義父×養子でざまぁがあって、前世の記憶を元に未来を変えハッピーエンドへ。好きなものがたくさん詰め込まれているのに無理なく破綻なく楽しいお話に仕上がっている。
作家買いをしても後悔の少ない作家さんの一人。今回も大当り。
2022/11/29 21:50
理不尽な世界だけど
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
角の本数が全てという異世界へ飛ばされたら奴隷になったり、奴隷になったら腹を刺されて死んじゃって、また同じ世界へ転生したら孤児でまたもや奴隷になって…と、めちゃくちゃハードモードな人生を送る割に、受けは明るく悲壮感の欠片もないので辛い描写が続くが面白く読めた。
攻めの孤独や絶望そして受けへの愛情すべてを受け止める受け。理不尽で絶望的な状況に時に涙も出たりしたが素敵なお話だった。
2022/10/02 15:57
寄り添って
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
篠口は凄惨な拉致監禁事件のケガは癒えたものの精神的にはトラウマに苦しめられる。
しかし黒澤が繊細な心遣いで寄り添い、職場復帰後の周囲の温かい思いやりに徐々にではあるが癒されて行く。
黒澤の前妻の話や神宮司目線の篠口救出時の話、篠口と同じように傷ついた保護犬を迎え入れる話など、事件後篠口が黒澤に心を寄せていくまでの話。
酷い目に遭った篠口だけどその分黒澤にすべてを見せたとも言え、本当に困った時には弱音も吐けるし甘えられると思いたい。そんなパートナーと末永く幸せでいて欲しい。