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幻想のシャコンヌ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部
イタリアに戻った悠季はエミリオ先生から突然、わずか一ヶ月半の間に開催される三つのコンコルソ(コンクール)に出場して、全てで金を取るようにと至上命令を出されてしまう。圭には...
幻想のシャコンヌ 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部
幻想のシャコンヌ (角川ルビー文庫 富士見二丁目交響楽団シリーズ)
商品説明
イタリアに戻った悠季はエミリオ先生から突然、わずか一ヶ月半の間に開催される三つのコンコルソ(コンクール)に出場して、全てで金を取るようにと至上命令を出されてしまう。圭には禁欲宣言をして早速猛レッスンを始める悠季だったが、課題曲であるバロック音楽の名作『シャコンヌ』が理解できず、苦しむことに……!
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シリーズ20作目 バロックを感じて
2020/09/23 14:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
フジミの定期演奏会の為の一時帰国からローマに戻った悠季は、師匠・エミリオから一ケ月のうちにに三つものコンクールに出場することを告げられ、早速レッスンを受けることになる
しかし『バロック芸術を研究するべし』の言葉を残しエミリオ一家は、別荘でのバカンスへ旅立ってしまった
バロック時代の芸術に触れることで課題曲「シャコンヌ」を弾くことが出来た悠季は、エミリを一家の待つ別荘へと向かったのだが別荘では・・・
悠季は、本人も気が付いていない隠れ持った本質とも言える才能を師匠や、色々な経験から学び取り磨き始めた
それに引き換え圭は・・・ どうなんだろう、きっと生まれて初めて「愛しい」と思った悠季に依存し自分の「モノ」にしたいという独占欲と、悠季という一人のバイオリニスト(人間)の成長を喜び見守りたいという葛藤、男として恋人として負けられないというプライド
彼なりに成長しようとして試行錯誤の毎日なのかもしれない
シリーズの初めころの圭は「完成された男」のイメージがあったが、今ではBeBeだからなあ
人間・桐ノ院圭が磨かれている過程なのかもね
紙の本
待ちに待ったフジミシリーズの新刊
2002/03/12 18:41
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投稿者:kei - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は音楽家としての悠季の成長を中心に、定演後のローマでの生活が書かれています。エミリオ先生から3つのコンサートに出るように言われた悠季が、どのように曲を完成させていくか。どんどん成長していく悠季を見守る圭。コンサートの模様も秋月先生ならではの楽しめるものでした。あと外伝が1つ位挿入されていたら、もっと良かったのですが…。
紙の本
フジミ交響楽団
2002/03/06 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケイとユウキの恋人関係は益々、微笑ましい関係になっていてケイのユウキへの愛情は深くて、たまに呆れたりもするけれど。
小説はリアル感たっぷりなかんじに仕上がっていて、ヴァイオリンやオ−ケストラなんかにも少し物知りになれて…、ユウキやケイの懊悩とも呼べる心情の書き出しは涙が出るほど感動的でした。シリ−ズの前半からすでにとばしまくりに感動的に始まってます。私はいっきに全巻買ってしまいました。