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電子書籍
五二屋傳蔵
著者 山本一力
「五」足す「二」で「しち」。「五二屋」とは質屋のこと。黒船来航に揺れる幕末の江戸深川──。質屋「伊勢屋」にはさまざまな人々が訪れる。主の傳蔵と、その蔵を狙う盗賊との攻防を...
五二屋傳蔵
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五二屋傳蔵 (朝日文庫 朝日時代小説文庫)
商品説明
「五」足す「二」で「しち」。「五二屋」とは質屋のこと。黒船来航に揺れる幕末の江戸深川──。質屋「伊勢屋」にはさまざまな人々が訪れる。主の傳蔵と、その蔵を狙う盗賊との攻防をめぐる、謎と興奮と人情に満ちた長編時代小説!
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紙の本
一力節
2017/10/21 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者の作品、あらかた読んでいます。ある意味マンネリ化した一力節で、この作品も、五二屋に矜恃を持つ主人公と盗賊の戦いで、おきまりのパターンであったが、それが自分には心地よい。安心して読める時代です。
紙の本
質屋
2021/04/13 10:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
質屋ということでどんな内容かといろいろ想像してみましたが、ちょっと期待を裏切られました。黒船来襲でもっと壮大なスケールかと思いました。話は質屋組合の莫大な金が伊勢屋に集まり、それを盗賊が狙うという仕組みでした。
タイトルが魅力的に思えたのですが、中身はいたって普通でした。
紙の本
緊迫した黒船襲来という時節を扱っているものの…
2016/04/18 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
緊迫した黒船襲来という時節を扱っているものの残念ながら物語はそこに直結しない。それを舞台として用意された五二屋vs盗賊という見せ場さえ、回想と蘊蓄の連続で肝心の本筋が際立たない。そうかといって作者の筆遣いは、たくみで物語が面白くない訳ではない。勝手な言い分だが、いっそ盗賊のくだりを抜いて表題の割には扱いの薄い主人傳蔵の話と、五二屋を利用する人々の物語にしていただいて、続編としてvs盗賊を書き上げて欲しかった…と、そう思わずにいられない。