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台湾人から見た日本と韓国、病んでいるのはどっち?
著者 李久惟
15ヶ国語以上を操る台湾人・李久惟(リ ジョーウェイ)氏。李氏は東京外国語大学を卒業後、世界中を飛び回り、さまざまな分野で語学講師・セミナー講師として活躍するなど、積極的...
台湾人から見た日本と韓国、病んでいるのはどっち?
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台湾人から見た日本と韓国、病んでいるのはどっち? (ワニブックス|PLUS|新書)
商品説明
15ヶ国語以上を操る台湾人・李久惟(リ ジョーウェイ)氏。
李氏は東京外国語大学を卒業後、世界中を飛び回り、
さまざまな分野で語学講師・セミナー講師として活躍するなど、
積極的に国際交流や言論活動を行なってきた。
また通訳としても台湾新幹線プロジェクト、野球の国際大会(オリンピック予選、WBC)、
サッカー国際大会(アジア予選、東アジア選手権)などで輝かしい実績を残している。
そんなグローバルな活動を展開する李氏には、緊張状態が続く日本と韓国の関係はどのように写っているのか?
「歴史」「政治」「文化」「社会」「教育」「経済」「スポーツ」という7つの分野から、
多角的かつ客観的に綴ってもらった一冊。
台湾人から見て、病んでいるのは日本と韓国、果たしてどっち?
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紙の本
日本人の主張を代弁している有難い本
2015/06/21 14:14
13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本と韓国をつぶさに観察し、何でも言える立場である台湾人の本音はどうなのか、ある意味、恐る恐る読み始めました。が、私の心配は杞憂でした。
本書は、歴史認識、政治、大衆文化、韓国社会の闇(病み)、教育、経済、スポーツマンシップといった項目で、日韓を比較観察しています。そして、戦後日本の土下座外交により増長した上に、日本には何をしても世界から許されると思い込んでいる韓国にやられっぱなしの日本人に代わって、韓国に対しズバッと斬り込み、代弁してくれている本です。最近、日韓の間で話題にされる論点は、大体網羅されています。
東京オリンピック誘致の妨害や世界遺産登録の妨害工作等々、韓国の醜態は目に余り、私は憤り以外の感情は湧きませんが、台湾に対しても国連加盟やIMF加盟等、事あるごとに韓国は足を引っ張ってきた(77ページ)とは知りませんでした。一体、何様のつもりなのでしょうか。
今後韓国は経済危機に陥り、日本にカネを無心してくるでしょうが、日本政府は一切支援しないでほしいと思います。
ただ日本に対しても、次のように李氏は警鐘を鳴らしています。「近年、東アジアの国際情勢は、緊張感が高まり、変化が激しくなってきている。そんな中、サブカルチャーなどの交流だけで、台湾の人々がいつまでも「親日」とあり続けるとは限らない(108ページ)」。隣国で唯一無二の親日国である(奇跡ともいえる)台湾に、我々は感謝するとともに、一方で、もっと台湾の実情に関心を持つ必要があります。その上で、李氏が主張しているとおり、「お互いの国益のためにも、継続的な交流が必要(108ページ)」と思いました。