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ブランドらしさのつくり方
著者 博報堂ブランドデザイン
商品の多様化は増す一方、どの企業も技術格差はつきにくく、ブランドの差別化が大きな課題となっている。短期的な話題性はコミュニケーションでつくれても、長期的なブランドの「らし...
ブランドらしさのつくり方
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ブランドらしさのつくり方 五感ブランディングの実践
商品説明
商品の多様化は増す一方、どの企業も技術格差はつきにくく、ブランドの差別化が大きな課題となっている。短期的な話題性はコミュニケーションでつくれても、長期的なブランドの「らしさ」は、模倣もされやすく維持が難しい。この課題に応えるのが「五感ブランディング」である。視覚だけでなく、顧客が製品と触れ合うすべての感覚にブランドらしさを訴えていくのだ。
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紙の本
下北沢ヒルズってどんな匂い?
2007/05/03 16:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔の六本木をそんな知っているわけではない。でも六本木ヒルズは苦手だ。下北沢は年に好きな役者の芝居を1,2回見に行く程度。学生時代は苦手な町だった。しかし再開発がほぼ決定した今、ちょっと寂しくなったりしている。古くなったら建て替えれるのが当たり前というのも理解している。いや、でも、なんか。
下北沢、神楽坂に代表される再開発に反対している人、何か考えている人に是非この本を読んでほしい。
この本を作ったのは博報堂の社員だ。再開発をコンサルティングする側の人間だ。そしておそらくギョーカイ人のトップである彼らは街で、ストリートで遊んだ深い体験を持ってたりするだろう。ギターとか担いで。
彼らがこの本で提示するのは消費者の五感(色、音、匂い、触覚、味)を刺激して、個々の商品というよりは、ブランドイメージをマーケティングする「五感ブランディング」の構想だ。アメリカ経由の認知科学をベースとしたアプローチは緻密で、サヨクの人たちは「そこまでコントロールされたくない」とか思うかも知れない。でももしそう思うんだったら、なおさらこの本を読むべきだ。もう試合は始まっているようだ。ラウンドに上がって、自分の住みたい街を真剣にイメージするしかない。
一番の読みどころはこの手法を用いて、新宿駅周辺を「再開発」するシュミレーションを行う第五章だ。新宿西口、東口をそれぞれイメージしたカクテルまで用意されている。(実際にそれらのカクテルを飲めるバーも実在するらしい)
歌舞伎町の女王はこのカクテルを飲むだろうか?