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消えるコトバ・消えないコトバ
著者 外山滋比古
「おとぎ話」や「古典作品」は、なぜ時代を超えて読まれ続けるのか? コトバについての考察の中で、著者は考え続けてきた。本書は、その答えを、19篇のエッセイに託して読者に伝え...
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商品説明
「おとぎ話」や「古典作品」は、なぜ時代を超えて読まれ続けるのか? コトバについての考察の中で、著者は考え続けてきた。本書は、その答えを、19篇のエッセイに託して読者に伝える、会心の書下ろしである。この本の重要なキーワードは、「アウトサイダー思考」である。要は、客観的に考えるということなのであるが、現代のコトバが置かれている環境は、「昔よりかなり主観的になっている」「インサイダー思考有利で成り立っている」と考えている著者は、「だからこそ、アウトサイダー思考ができる能力・感覚が大事になる」と述べる。さまざまな、親近感あるエピソードを枕にしながら、アウトサイダー思考とインサイダー思考の違いを比較し、読む人を、「知識の世界」から「理知の世界」という新たなステージに引き上げてくれる、刺激的な一冊である。
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アウトサイダー思考とインサイダー思考の融合
2016/08/12 22:17
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
外山さんらしい、しっくり来る造語。
アウトサイダー思考が客観的思考で、インサイダー思考が
主観的思考。
人はとかく後者に傾きがち。
だが、冷静な発見や後世に伝わる歴史の語りは前者から
生まれる。
俳句のような文化にはインサイダー思考が心に訴えるので
一概にどちらが正解とは言えないのが面白い。
理想は両者の融合である。
と言った具合に外山さんらしい、話の進め方、考え方の語りに
思わず引き込まれる一冊である。