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江戸川乱歩傑作選 鏡
湊かなえの選ぶ「ミステリ作家」乱歩の相貌避暑先の旅館でレンズ越しに目撃した殺人をめぐり、謎めいた結末を迎える中編「湖畔亭事件」を中心に、人工美と遊戯性の極致「赤い部屋」、...
江戸川乱歩傑作選 鏡
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江戸川乱歩傑作選 鏡 (文春文庫)
商品説明
湊かなえの選ぶ「ミステリ作家」乱歩の相貌
避暑先の旅館でレンズ越しに目撃した殺人をめぐり、
謎めいた結末を迎える中編「湖畔亭事件」を中心に、
人工美と遊戯性の極致「赤い部屋」、名作「心理試験」他を収録。
ミステリ作家・乱歩に焦点を当てる乱歩没後50年記念アンソロジー。
【目次】
「湖畔亭事件」
「何者」
「石榴」
「心理試験」
「赤い部屋」
「人間椅子」
「木馬は廻る」
随筆「迷路の魅力」
随筆「兇器としての氷」
随筆「プロバビリティーの犯罪」
監修・新保博久
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心理誘導のうまさ。
2017/01/05 08:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には「石榴」にぞくりとした。
登場人物同士の心理誘導の描写のみならず、そこに焦点を当てて、読者の意識を結末へ惹きつけつつ先を読ませない作者のうまさ。
これが江戸川乱歩が現在も読まれる理由の一つだと思う。
既読の「心理試験」「人間椅子」もあいかわらずいいが、随筆に当時の推理小説におけるトリック事情などが見えるのもいい。