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電子書籍
正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング
著者 中井浩一
第1章 「論理トレーニング」と「国語」教育 / 第2章 生活の中の論理 / 第3章 「対」と「言い換え」 / 第4章 「比較」と「譲歩」 / 第5章 「分類」と「矛盾」 ...
正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング
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日本語論理トレーニング 正しく読み、深く考える (講談社現代新書)
商品説明
第1章 「論理トレーニング」と「国語」教育 / 第2章 生活の中の論理 / 第3章 「対」と「言い換え」 / 第4章 「比較」と「譲歩」 / 第5章 「分類」と「矛盾」 / 第6章 「媒介」 / 第7章 文の流れ[文脈]を読む / 第8章 テキストの全体を読む
目次
- はじめに
- 第一章 「論理トレーニング」と「国語」教育
- 第二章 生活の中の論理
- 第三章 「対」と「言い換え」
- 第四章 「比較」と「譲歩」
- 第五章 「分類」と「矛盾」
- 第六章 「媒介」
- 第七章 文の流れ[文脈]を読む
- 第八章 テキストの全体を読む
- おわりに
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紙の本
学術系の本を読むのが楽になった
2021/11/09 04:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本語という言語を記号として論理性のあるものとして捉えて読解するとどうなるか、という一点に集中した本である。
例えば本書内でも何度も引用されている丸山真男の「日本の思想」は非常に難解極まりないし、この本を読んだらすぐに読めるようになるわけではないだろうが、しかし、対の概念、言い換え、「が」という一文字が持つ記号性などに注目することによって、どうアプローチしていくのかという意味で非常にためになった。
この本の理論を使いこなせるようになるためにはこの本に書かれていることを意識しながら本を読むことが必要だろう。その積み重ねの上にいつか「お願いだから日本語でお願いします」と言いたくなるような難解な本もキチンと読めるようになるのだろうと感じる。
小手先の読解法とは一線を画するように思う。
紙の本
3 つの論理がすべてといいきる,単純で実用的な読解トレーニングの本
2009/10/07 22:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
「論理」 といえばまず 3 段論法をおもいだすが,この本では 「対」,「言い換え」,「媒介」 の 3 つがすべてである.3 段論法があつかわれていないわけではなくて,それは 「媒介」 の一種としてあつかわれている.つまり,ふだんの日本語でつかわれる論理としては「対」,「言い換え」 という 2 つのものの関係 (2 項関係) のほうがもっと重要であり,3 段論法は 3 つのものの関係 (3 項関係) である 「媒介」 のなかのひとつ (にすぎない) ということだろう.
この本のなかには 「類書はすでに多数あります」 と書いてあるが,こういう方針が単純で実用的な読解の本は比較的すくなくて,価値のある本だとおもう.
電子書籍
勉強になる
2018/04/27 10:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロジカルシンキングや論理思考についての本は、
それなりに読んでいるが、日本語の論理という
テーマは盲点だった。
わかりやすい説明、さらに例題を用いた理解力のトレーニング、解説は実用的である。