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大坊珈琲店のマニュアル
著者 大坊勝次
コーヒー好きに愛されながら、2013年に閉店した大坊珈琲店 38年間の営みを振り返り、店主が綴った大切なこと 2013年の12月に閉店するまでの38年間、自家焙煎とネル...
大坊珈琲店のマニュアル
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大坊珈琲店のマニュアル
商品説明
コーヒー好きに愛されながら、2013年に閉店した大坊珈琲店
38年間の営みを振り返り、店主が綴った大切なこと
2013年の12月に閉店するまでの38年間、自家焙煎とネルドリップというスタイルを変えずに、一杯ずつ丁寧にコーヒーを作り続けた「大坊珈琲店」。
閉店から5年という月日が経ってもなお惜しむ声が絶えず、伝説の珈琲店としてその存在感は増している。
本書は店主の大坊勝次が大坊珈琲店での日々を振り返り、心掛けていたことをまとめたエッセイ集。
前半にはコーヒーやお店に対する考え方が、後半には大坊が好んで使っていた器や店内に掛けていた絵の作家について、独自の視点で綴られている。
青山という場所柄、年齢も職種もさまざまな人々が通った大坊珈琲店が、一時の憩いの場所として、なぜそんなにも愛されたのか?
本書に綴られた大坊の思いや感性から、その理由を探ってほしい。
目次
- 閉店
- 焙煎・抽出・テイスティング
- 珈琲屋になるまで
- 心掛けていたこと
- キムホノ陶
- 私の平野遼
- 塩埼貞夫の鎮魂
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紙の本
珈琲店ご主人の矜持
2023/04/16 12:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポラーノの広場 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大坊珈琲店。東京の南青山にあった小さな珈琲店。このお店は1975年に始められ2013年に閉じられました。著者はこのお店のご主人であり、閉店を機に書かれたのがこの本です。岩手県盛岡に生まれたご主人が、その人生を振り返りながら、自身の珈琲への思いを淡々と書いておられます。一杯の珈琲に込められた職人の矜持が存分に感じられる本です。今どきのカフェとはまるで違う、しかし決して古臭くない著者の珈琲談義に耳を傾けることができます。