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電子書籍
絵草紙屋万葉堂 揚げ雲雀
著者 篠綾子
瓦版がヒット! 盗賊団の動きが掴めるか? さつきと喜重郎は、およねの書いた黄表紙を紹介する瓦版(読売)を刊行、好評を得る。続けて竹杖為軽といった作者の、蔦屋から刊行された...
絵草紙屋万葉堂 揚げ雲雀
揚げ雲雀 (小学館文庫 絵草紙屋万葉堂)
商品説明
瓦版がヒット! 盗賊団の動きが掴めるか?
さつきと喜重郎は、およねの書いた黄表紙を紹介する瓦版(読売)を刊行、好評を得る。続けて竹杖為軽といった作者の、蔦屋から刊行された黄表紙を紹介することで、順調な売れ行きを上げる事が出来た。
ある日、海苔問屋を営んでいる清右衛門と名乗る男が訪ねてきた。駒三が自分の兄ではないかと会いに来たのだ。駒三が不在だと知ると帰っていったが、その後何度もやってくるようになった。
実は清右衛門は盗賊団「蛇の目」の一味で、駒三も白露と呼ばれる幹部だった。清右衛門は、昔の「蛇の目」が起こした事件を瓦版にしてはと勧める。「蛇の目」が平野屋に押し入った事件を語られて驚くさつきと喜重郎だったが、その号も好評だった。それを読んだ栗橋が喜重郎と話をして、さつきが平野屋の娘・お咲で万葉堂に引き取られたことが判る。
さらに、清右衛門は「蛇の目」が一味の連絡を瓦版を通じて行っているというので、その瓦版を捜し情報を特定したのだが……。
そしてさつきと伝蔵、およねと喜重郎、それぞれの仲は進展するのか。シリーズ佳境の第3作!
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複雑な関係に・・・
2022/02/21 17:41
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
さつきと喜重郎が営む万葉堂に新たな商売が始まった。幼馴染のおよねと伝蔵の書物を扱い、その書物の宣伝のための読売の発行することだった。彫師の駒三が行方不明のため彫師は依頼元から借り受けて、新しく彫師を雇うのだが・・・・・。
ある日駒三を探しているという老人が万葉堂を訪れる。その老人は海苔問屋の隠居で清右衛門といい、駒三とは従妹同士であったとさつきと喜重郎に告げる。しかし清右衛門の本当の目的とは・・・・・。
さつきと喜重郎の二人の恋は成就しそうにないですね。案外と血の繋がらないこの二人が、ってことかな?