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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.8
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/445p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-509008-9
  • 国内送料無料

紙の本

百年の孤独

著者 G・ガルシア=マルケス (著),鼓 直 (訳)

マコンド村の創設から100年、はじめて愛によって生を授かった者が出現したとき、メルキアデスの羊皮紙の謎が解読され、ブエンディア一族の波瀾に満ちた歴史が終わる…。1972年...

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百年の孤独

税込 3,080 28pt

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商品説明

マコンド村の創設から100年、はじめて愛によって生を授かった者が出現したとき、メルキアデスの羊皮紙の謎が解読され、ブエンディア一族の波瀾に満ちた歴史が終わる…。1972年刊の改訳、新装版。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

G・ガルシア=マルケス

略歴
〈G・ガルシア=マルケス〉1928年コロンビア生まれ。『エスペクタドル』紙記者・カストロ政権の機関紙編集に携わる。82年ノーベル文学賞受賞。著書に「誘拐」ほかがある。

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みんなのレビュー108件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

マジック・リアリズム、再び

2003/11/15 21:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:脇博道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1970年代後半、我が国において突如としてラテン文学ブームが
巻き起こる。集英社版ラテンアメリカの文学全18巻により主要な
作家の代表作が刊行されて、邦訳が非常に良かった事も手伝ってラ
テン文学は、一気に受容されていった訳であるし、その中にはフリ
オ・コルターサルの、ヌーヴォー・ロマン的ラテン文学の傑作とで
もいうべき、石蹴り遊び、やホセ・ドノソの名作、夜のみだらな鳥
映画化もされて話題になった、マニュエル・プイグの、蜘蛛女のキ
ス、バルガス・リョサの超大作、ラ・カテドラルでの対話、そして
本書の著者である、ガルシア・マルケスの、族長の秋、も有り、百
花撩乱のおもむきを呈していたのであるが、それらの傑作群の原点
とでもいうべき、本書は、早くも70年代前半に邦訳が出ていた訳
であるし、マジック・リアリズムを自らの作品モチーフとして実践
されていた寺山修司氏が、本作品の尋常ならざる先見性に即座に反
応して、同名の戯曲を書いたり、著作においてかなりの頻度で本作
品の素晴しさについて言及されていたのは周知の通りである。また
かなりのSF作家の作品にも、その影響は大きかったという事実も
存在する。

何故、これほどまでに、本作品が、一般読者だけではなくプロフェ
ッショナルな方々にも衝撃をもたらしたのか? ただ単に本書が有す
る新奇性というだけでは、到底説明不可能であろう。現在において
も確たる答えが有る訳ではない。だが、現時点から振り返ってみれ
ば、ボルヘスという偉大なる先達は既に存在していたにせよ、ボル
ヘスがいわゆる大文字の文学手法を持って、過去の世界的名作を一
気に俯瞰しつつ自らの作品世界を構築していったのに比して、マル
ケスは、架空の舞台とはいえ、マコンドというラテン世界における
ひとつのタイポロジー的共同体を設定しつつ、この閉ざされた空間
において生成する時間と空間を一気に飛び越えたコズミックな小説
空間を創成することに見事に成功したのも、ひとつの要因かもしれ
ないと考えられる。

閉ざされた共同体を小説世界として設定し、小説空間を生成すると
いう手法自体は、勿論本書が初めての試みという訳ではないのだが
すさまじい想像力によって、その場所が、時間を飛び越え、有り得
ない出来事が淡々と記述され、およそ考えられる限りの小説手法が
すべて充填されているとなれば、話は大いに異なってくる。そう、
本書は、共同体という極小単位を、リアリズムという制御装置を装
填したまま、おそるべき長さの時間軸に語りという行為を変換しつ
つ、コスモスという極大単位にまで、空間を広げて見せたまさしく
小説マジックを実践した希有の傑作なのである。どのような不可思
議な現象も、この場所では現実(リアル)に起こってしまい、かつ
その事どもが日常茶飯事のごとく次々と記述されていくという途方
もない言語世界。マジック・リアリズムといわれるゆえんである。

再び、ラテン文学ブームは到来するのであろうか? それは解らない。
ただし、不朽の名作である本書が、時代を超えて読み継がれていく
限り、ラテン文学の衝撃度は増していくと思われるし、なによりも
本書の、新たな読解が、文学世界に再び活力を与えてくれる事だけ
は疑いようもない真実であると思う。

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紙の本

美しい装丁画

2016/02/02 11:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る

家系図が載ってなかったら振り落とされていたかも。どこかリアリティのある、幻想的な世界を堪能しました。本の装画の印象が強烈で、彼女(Remedios Varo)の作品のタッチで私の中の人物達は動いていました。おすすめの一冊。

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紙の本

これが根源的な苦しみか

2001/10/12 08:33

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:渡辺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 柳田邦夫の「犠牲−サクリファイス」を読み、自死を遂げた作家の息子の愛読書としてあげられていた。100年間、一つの町に壮大な、あるいは取るに足らない出来事が繰広げられる。一つ一つのエピソードは、古い寓話のようであり、その積み重ねが歴史であるようだ。そのエピソードには単純な幸せも不幸もなく、事実の裏の感情はいつもよどんでいる。冒頭の作家の息子が語ったこと、「忘却されることが一番恐ろしいことだ。」100年の歴史が語り切られたときに、そこには深遠な忘却が描かれている。文学のうえでもっとも深遠な「忘却−孤独」だと感じた。

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紙の本

百年の重さ

2001/03/03 10:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桐矢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まず、時間の単位が違う。一夏の純愛物語とか、一週間の旅行記などとは訳が違うのだ。百数十年の時間が一冊の本に詰まっている。マコンドという村を作り上げ、マコンドの終わりと共に消滅したブエンディーア一族の盛衰記だ。
 たくさんの登場人物の一人一人に感情移入したりして読んではいけない。あっという間に、子供だった彼は壮年になり、頑固な老人になり、惚けて立ち小便をしながら死んでいく。それが、三世代か四世代繰り返される。それに、繰り返し付けられる同じ名前。二十人以上登場する「アウレリャーノ」の血縁関係を混乱しないようにメモに取りながら読んだ方がいいかもしれない。
 そして、なにより読者の頭をくらくらさせるのは、緻密にリアルに語られる村の細々した出来事、自動ピアノが響くパーティ、淫売屋や、トルコ人街、バナナ農場の労務者達、壁に巣食う白蟻、などなどの日常の中で超常現象が当たり前に語られ、幽霊がそこらを歩き回るその違和感のなさ! 物語がすすんで、飛行機が飛びパリのモード雑誌を読んでいるそのわきにも、村の創始者の亡霊が歩き回る。
 このへんはもしかしたら、あらゆるものに神が宿り、精霊(妖怪?)と、祖霊に守られているというアミニズム的感覚を古来より持つ日本人には理解しやすい部分かもしれない。
 「むかしむかし…」で始まるおばあちゃんの長い長い繰り返しのお話、そんな印象を受けるこの物語の主人公は、マコンドという村そのものなのだ。

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紙の本

果てしなき物語

2001/02/14 19:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆぎり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 マコンド村のブエンディア家の歴史はホセ・アルカディオとウルスラによって始まった。この物語はそのブエンディア家がマコンド村とともに始まり、百年の歳月をかけてマコンド村と共にブエンディア家がその歴史を閉じる、ブエンディア家の者たちを描いたものである。

 物語のための物語——時に耳にする言葉であるが、この作品にはこの言葉が当てはまるかもしれない。ここで語られる物語の数々は、時に単調であり、平凡であり螺旋階段のごとく同じような構造を繰り返している。しかし、その物語の根底にはある一つのテーマが流れていてそれに沿って進んでいく。そのテーマとはタイトル通りに『孤独』である。ブエンディア家の者たちの孤独——彼らは多くの波乱万丈の人生を歩み多くの人々と関わって生きているようでありながら、その実、孤独を抱えている。他者には理解し得ないという孤独、そして自分もまた他者を理解することはできないという孤独。その絶望の淵で踊っているかのような一族の者たちの生き方がつづられていく。
 ジプシーのメルキアデスが書き残した羊皮紙。これまで何年経っても解読できなかったその羊皮紙を、ブエンディア家に最後に残されたアウレリャノ・バビロニアは読み解く。彼が優秀だったからではない。読み解くべき時がやってきたから読めるようになったのだ。そしてその羊皮紙はブエンディア家の百年にわたる歴史を書き綴ったものであると気づく。はるか昔に書かれたのに百年の歴史があますところなく書かれている。そこにもまたいくらあがいても定められた歴史の枠を打ち破ることのできなかった一族の孤独がみてとれるのではないか。
 非常に多くの挿話を取り入れたこの物語を持ってしてもまだブエンディア家の孤独は語り尽くせていない。いくら物語を重ねてみてもこの『孤独』を表現しえないという孤独をも内包しているこの物語に対して私もまた孤独を持って接しなければならないのだ。

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2004/09/26 17:07

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2004/10/28 00:14

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2006/04/08 11:40

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2006/06/05 00:37

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2005/05/13 05:13

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2005/05/27 01:34

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2005/05/28 21:00

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2005/09/28 21:30

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2005/11/10 23:19

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2006/02/13 21:16

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