onewさんのレビュー一覧
投稿者:onew
![初恋のあとさき](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/03500487_1.jpg)
初恋のあとさき
2016/03/22 20:50
おすすめ
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
3部作の中でも一番好きな作品。高校生時代の美山が仁科に対して想いを止められず必至なところがどうしようもなく愛おしい。また仁科の美山に対する想いが優越感から恐怖に変わっていく描写も共感出来て胸が痛い。
![チェーザレ 1 破壊の創造者 (モーニングKCDX)](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/02714323_1.jpg)
チェーザレ 1 破壊の創造者 (モーニングKCDX)
2016/01/31 21:20
1490年代のイタリアの世界観を堪能できる
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
装丁もシンプルで好き。この本書のおかげで、1490年代頃のイタリアだけ詳しくなった。この本から興味が派生して、塩野七生著の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」やニッコロ・マキャヴェッリ著の「君主論」を読んだり、色んなきっかけを与えてくれた漫画です。
![禁じられた戯び](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/25503291_1.jpg)
禁じられた戯び
2015/10/30 00:24
近親相姦小説
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
蘭丸さんの挿絵が美麗でした。父と息子と弟の近親相姦小説。白泉社から出版されている山藍さんの本の中では、挿絵効果も相まってお気に入り。
![テンカウント 1 (DEAR+COMICS)](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/26056408_1.jpg)
テンカウント 1 (DEAR+COMICS)
2015/10/29 18:33
潔癖性とカウンセラーのお話
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
重度の潔癖性とカウンセラーの話。丸々1巻分序章、そして黒瀬くんが何考えているか全然分からない巻でもある。「10」にはどんな項目が書かれるのか、妄想するのが楽しい。主導権は年下なのに年上に対して優しく話しかける敬語が好きという些細な嗜好をこの本で自覚した。宝井さんの描く世界の人間は個々に悩みあれど、他人に対して優しいので癒される。続きも読みたい。
![自由からの逃走 新版](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/00085082_1.jpg)
自由からの逃走 新版
2016/02/02 10:48
名作
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「本当の自由」とは一体何か?1941年に発表された本だが、現代社会でも十分当てはまる内容である。消極的な自由は人を孤独にする。孤独や恐怖を克服するひとつには、人々が積極的に自分の生活や社会の生活に参加することであるとエーリッヒ・フロムは説いている。これからも時々読み返したい。
![未知との遭遇](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/25469284_1.jpg)
未知との遭遇
2015/10/30 08:12
パンツ漫画
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
腰乃さんの描く魅力のひとつは臀部だと思っていたのでパンツをテーマにした本作は、腰乃さんの中でもおすすめ作品。男性のパンツにこんな可愛らしいデザインがあるのをこの作品を通じて知り、まさに未知との遭遇でした。表紙のデザインが可愛いので好き。
![mother](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/25447143_1.jpg)
mother
2015/10/29 18:35
14年度版「このBLがやばい!」小説部門ランキング7位
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
14年度版「このBLがやばい!」小説部門ランキングで7位の本。犯人は読む前から知っていたけれど、終盤彼の元同級生が素性を明かす場面は予想以上の悪質さに寒気だつ。門地さんのイラストが淫靡な雰囲気で良かった。
![若い読者のための短編小説案内](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/02479198_1.jpg)
若い読者のための短編小説案内
2016/02/23 20:26
短編小説を村上さんの独自の視点から紹介する本
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
戦後の活躍した6人の作家の短編小説を村上さんの独自の視点から紹介する本。まだ手に取ったことのない作家さんの紹介が多かったので、また読みたい作家さんが増えて嬉しい。一番気になる短編小説は小島信夫氏の「馬」、安岡章太郎氏や庄野潤三氏、長谷川四郎氏の作品も気になる。あと何より、村上氏の短編小説に置ける解釈の考え方が垣間見えて、有益な読書時間を過ごすことができました。
![トーマの心臓](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/01872046_1.jpg)
トーマの心臓
2016/02/22 18:53
この世界に行きたい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
萩尾先生の作品の中で1番好きな作品に加えて、今まで読んできた数々の漫画の中でもベスト3に入る作品。この作品に対する想いの丈を文章にするのはとても難しいが、この本に出会えたことによって新たな世界が広がったのは確か。なぜこんなにも惹き付けられるのだろうか、ずっとこの世界に漂っていたい。
![トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/00238705_1.jpg)
トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す
2016/02/22 18:46
名作
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「トニオ・クレーゲル」「ヴェニスに死す」の2編が収録されている。1970年代の萩尾望都さんの絵が合いそう。読み終わった後に、グスタフ・マーラー「交響曲第3番」「交響曲第5番」を聴くとさらに良い。
![人間の建設](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/03227322_1.jpg)
人間の建設
2016/02/02 11:20
名作
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
文系的頭脳の歴史的天才と理系的頭脳の歴史的天才による雑談をまとめた本。読みやすく、話題に富んで面白かった。
![車輪の下 改版](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/27215753_1.jpg)
車輪の下 改版
2016/02/02 11:13
名作
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「車輪の下」はヘッセの自伝小説。「車輪の下」というタイトルがなんともいえない寂しい気持ちにさせます。
![おばけたんご 新装版 (Queen’s comics)](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/02039878_1.jpg)
おばけたんご 新装版 (Queen’s comics)
2016/01/31 21:54
名作
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ラストがすごく胸に響く。読者によって捉え方は様々だと思いますが、この余韻のあるラストがとても好き。端午さま、端午さま、どうか2人を見守ってあげてね。
![ゲーテとの対話 改版 上](https://img.honto.jp/item/1/f8f7ef/75/110/25545255_1.jpg)
ゲーテとの対話 改版 上
2016/01/31 20:40
名作
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ドイツの文豪ゲーテと著者との対話集。本書では、人生・芸術・科学など様々なゲーテの見識が垣間みれる。また、ゲーテといえば他の本を読んでもよく登場する人物なので本書を読めば、ゲーテがどういう人物なのかが良く分かる。