サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「e-hon」キャンペーン 本の購入でe-honポイントが4%もらえる ~7/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 6件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
文庫

紙の本

腰ぬけ連盟 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 レックス・スタウト (著),佐倉 潤吾 (訳)

腰ぬけ連盟 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

税込 880 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー6件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

ウルフの腕は冴える。時代を感じさせない探偵モノ

2004/05/23 21:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は探偵ネロ・ウルフのシリーズである。1979年に初版が出されているせいか、文庫本にしても字が小さくて多少読みにくい。読んでいて気付いたが、長編の中でも長い部類にであろう。しかし、展開やテンポが遅いということはなく、さすがにスタウトの腕は生半可なものではなかった。
 ウルフの事務所に、あるとき奇妙な依頼人が仕事を頼みに来た。恐怖感に駆られて来所した依頼人は、運命を阻止してくれという。高額な報酬を提示されたが、ウルフはその依頼を断る。
 この依頼人ヒバートはコロンビア大学の心理学者だという。実はハーヴァード大学出身の彼には、同級生の仲間がいた。彼等の仲間は学生時代に一人の同級生、ポール・チャピンをいじめて怪我を負わせ、片足を不自由にさせてしまったのだ。
 この仲間は作家となったチャピンへのいじめを後悔して、贖罪連盟を結成した。ところが、連盟に属するハリスン判事、画商のドライヤーが不可解な死を遂げてしまう。それだけならばどうということはないのだが、直後に連盟の各人宛に奇妙な手紙が届く。手紙を読むと、いかにも恨みを持ったチャピンが2人を殺したかのような暗示を受ける。そこでヒバートがウルフの事務所に駆け込んだという訳であった。
 ウルフはこの仕事を引き受けて、連盟の各人を事務所に集めて、ある提案をしたのである。結末はあっけないのだが、その過程が楽しめる。助手のアーチー・グッドウィンの活躍はいつもの通りであり、1日4時間もかけてウルフは蘭の栽培を楽しむところがこの探偵の非凡なところである。また、ウルフは家を出たがらない。そこで活躍するのが助手のグッドウィンやダーキン、ゲイサーの面々である。
 ウルフの提案はチャピンの復讐に怯えて「贖罪」が「腰抜け」に変わってしまった連盟各人の恐怖を取り除くことを約したものだった。したがって、ハリスン判事やドライヤーの死を解明することが仕事ではない。依頼には含まれないことだが、読み手としては何故死んでしまったのかが明らかにされないのは、何となく釈然としない。
 本書はスタウトが1935年に書いたもので、ネロ・ウルフ・シリーズの2作目に当たる。その割には時代を感じさせない。このネロ・ウルフのシリーズは翻訳されていないものもあるし、されていても出版されていないものも多いが、2000年の現代でも通用するウルフの非凡な才能と生活を何とか甦らせてほしいものである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

奇特な名探偵ネロ・ウルフが登場する本格ミステリの佳作

2002/03/01 00:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 長編作品。
 ネロ・ウルフシリーズの二作目。
 
 主人公のネロ・ウルフは、大変な美食家であり、趣味の蘭栽培でも名の通った名探偵。無口で無表情、巨大な体をわずかに傾けることですら珍しいという変人でもある。
 
 このシリーズは、彼の助手であるアーチー・グットウィンの一人称で語られる。アーチーは、家から出かけることは勿論のこと、部屋から部屋への移動や椅子から立ち上がることですら嫌がる変人ネロ・ウルフの変わりに、外へで調査を進める。明るいキャラクターと持ち前の記録力で彼が集めた情報によって、探偵の推理が進められていく。また調査だけではなく、ウルフの表情や仕草に現れるわずかな変化とその意味を、読者に伝える役割も担っている。
 
 
 ウルフの独特さは、安楽椅子探偵としての変人ぶりだけではない。事件との関わり方にも、非常に特徴的なものがある。
 
 一つは、成功報酬への執着。これは、美食と蘭栽培という費用がかさむ趣味を持っているため、多額な報酬を得なくてはやっていけないため。
 
 二つは、報酬を得るための作戦を立て、その通りに運ぶように事件の解決までもコントロールしてしまうこと。巧みな交渉と、常に相手の優位に立つ情報を手にいれることで、確実に多額の報酬を受け取ることができるように、見事に仕組んでしまう。この組み立てにこそ、ネロ・ウルフシリーズの面白さがあるのでは。
 
  
 アーチーとウルフの、一筋縄では行かない友情関係も楽しい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/10 17:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/08/28 11:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/04/28 09:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/11/27 15:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。