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紙の本
人種差別はあって当然
2004/04/08 22:23
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投稿者:小原苑美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
というイギリスの現状を、作者はまず認めてしまう。
イギリスだけじゃなくて、この世界は差別にあふれている。
で、いったいどうすればいいのか。
作者は関西人らしいバイタリティと押しの強さで、
「おかしいイギリス」に斬りかかっていく。
警官だろうが、雇い主だろうが、おかまいなし。
正当な権利を主張し、交渉し、勝ち取っている。
読んでいるぶんにはスッキリ、小気味良いのだ。
こんな激しい生活は自分には無理だろうなぁとは思いつつ…。
遅れたイギリスの現状を嘆き、苦笑し、憎んでいるようで、
人生の後半に作者が選ぶのは「わたしのイギリス」。
ばっさりと切り捨てているだけでは、なかったりする。