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- 発売日:1979/03/30
- 出版社: 絵本館
- サイズ:220×249mm/32ページ
- ISBN:978-4-87110-031-1
紙の本
海は広いね、おじいちゃん
著者 五味太郎 (著),五味太郎 (イラスト)
海にやってきた男の子とおじいちゃん。せっかく来たというのに、おじいちゃんは本を読んでばかり。実はおじいちゃんの後ろでは、不思議なことが起きているというのに!【商品解説】
海は広いね、おじいちゃん
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紙の本
どこへ行ったのか。
2016/10/16 09:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな人(?)がくるのに、女の人の時だけ反応するおじいちゃんが面白い。最後、パラソルに乗ってどこへ行ったのか、いろいろ想像して楽しめる絵本。
紙の本
おじいちゃんと孫のとぼけた会話も楽しい、余韻の残る不思議なお話
2003/08/09 00:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏です。やっぱり海です。
夏の海と空が溶けあう広々とした眺め。その気持ちよさも伝わってくる、ちょっと不思議なお話です。せっかくだから暑い季節に楽しむのがおすすめです。
やって来たのは男の子とおじいちゃん。
男の子は麦わら帽子に海パン姿、裸足で準備万端です。おじいちゃんは長袖、長ズボン、靴履き。パラソルにイス、そして本を抱えています。海辺で読書なんて、あら、うらやましい。目的は違うけれど、それぞれやる気満々なようですよ。
おじいちゃんと孫の会話で物語は進みます。
「広いねえ、おじいちゃん」 「海だもの、そりゃ広いさ」
右端におじいちゃんと孫が小さく描かれているので、男の子の実感が伝わってきます。
青い空、入道雲も夏気分を盛りたてています。いいですねぇ。やっぱり海です。
「船だよ、おじいちゃん」びっくりしている男の子、それもそのはず、空から飛んできた船なんです。ところがおじいちゃんは本に夢中。「海だもの、そりゃ船ぐらいいるさ」
孫のことばに反応しているものの、おじいちゃん、目は本から離しません。
誰かが泳いできて「コンニチワ」、孫は大喜びで「こんちにわ」おじいちゃんも「はい、こんちにわ」なかなか律儀な方のようですね。ところがやっぱり、本を見たままなんです。
さて、これからがおもしろい。おかしなことを言う孫に「まさか、○○じゃあるまいし…」三度目には「すこし静かにしておくれ、むずかしいご本読んでるんだからね…」
うんうん、気持ちはわかりますけどね。読書も乗ってきたところなんでしょう(一体どんな本を読んでいるのか、それはあとからわかります)。
唯一振り返るのは(まだご覧になっていない方のために伏せておきますが)、ハハハ、思わず笑ってしまった!こういうおじいちゃん、好きだなぁ。きちんとピントがあってるじゃない。こうでなくっちゃね。
さて、ここからさらにおもしろい。おじいちゃんの変化が見ものです。
男の子のびっくりした姿とうれしそうな表情、さらに最後のふたりの会話、これが素晴らしくいいんです。
表紙、中表紙からすでに始まっているストーリー、その導入の仕方、おじいちゃんの読んでいた本のタイトルが閉じた時点でわかるというタイミング。五味太郎さんならではの遊びごころ、職人技です。
なんともいえない余韻が残る、気持ちのいい、魅力ある一冊です。
紙の本
大人と一緒に読みたい本
2022/09/17 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おじいちゃんは「うちゅうじんのけんきゅう」という本を読んでいます
難しいご本のようです
ですが、本に夢中になっている隙に大変なことが進行中で・・・
最後が粋で夢が壮大に広がるファンタジーですね