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風太郎不戦日記 2 (モーニングKC)
山田誠也、のちに「忍法帖」シリーズでその地位を確立する大作家・山田風太郎は、昭和20年、医学生として東京にいた。時は太平洋戦争末期、同世代の若者は、みな戦地へ。しかし体調...
風太郎不戦日記 2 (モーニングKC)
風太郎不戦日記(2)
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- 税込価格:2,167円(19pt)
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商品説明
山田誠也、のちに「忍法帖」シリーズでその地位を確立する大作家・山田風太郎は、昭和20年、医学生として東京にいた。時は太平洋戦争末期、同世代の若者は、みな戦地へ。しかし体調不良で召集を見送られた誠也は、お国のために体を張れない葛藤を抱えながら、日々を送っていた。そんな彼が当時の世間を、そして日本をどう見ていたか。克明に綴られた日記を、令和の今だからこそ、コミカライズ。2巻で描くのは5月~8月まで。3月の東京大空襲では、被災を免れた誠也だったが、5月の大空襲でついに…!? 個性派漫画家・勝田文がユーモアを交えて描く風太郎と昭和20年は、必読ものです!【商品解説】
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本巻も秀逸な一冊
2022/08/20 13:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻も実に面白く一気読み。原作は読んでいないのだが、よくその内容を咀嚼して凝縮し、風太郎氏のあっけらかんさ(そしてその奥にあった激情や怒り、合理性など)を諧謔味のオブラートでくるんで、端正な描画でブレンドした逸品マンガだと思う。
「国民には戦意がないと叱りながら? あのソ連が仲裁してくれると本気で思ったのか!? こんな政府の心では・・・ 日本は必ず降伏する」(143頁)
「「なぜか?」「なぜこうなったのか?」日本人はこういう考え方をしない。浅薄なのである。上すべりなのである。いい加減なのである。」(166頁)
それにしても、「敗戦の詔勅」は昭和天皇が自ら読み上げて国民に発しているわけで、これをもってしても彼に戦争責任があることの明らかな証左だと思いましたね。(日本的な意味で、あれは「経営トップとしての謝罪」レベル程度でしかないものの。)
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昭和20年の終戦の日までの怒涛
2021/03/25 18:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
1作目の東京大空襲を生き延び、2巻目では、昭和20年の5月から、あの8月15日まで。あの未曾有の空襲後も新宿にある医学校の講義はふつうに続き、さらに驚くべきことに、風太郎は伊勢丹4階で散髪す...とある。がれきと食糧難の中で描かれる日常。しかし、5月に風太郎が住む界隈にも空襲が複数回あり、とうとう焼け出されてしまう。山形に疎開したり、故郷の山陰に帰省したり、また帰京、そして今度は長野へ疎開して過ごす日々。そして長野で知る、広島、玉音放送。この間の風太郎の心情描写が秀逸。 続編が出るらしいが、待ち遠しいです。
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敗戦
2020/11/02 12:55
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
山形では疎開している子供もいるけど温泉旅館でごちそう食べたり、実家から東京へ戻る途中でふらっと京都散策したり、学校疎開した長野でも一泊旅行したり。
敗戦の色濃くなっていく中でもこんな日常があるんだなぁ。