「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
月はすごい 資源・開発・移住 (中公新書)
著者 佐伯和人 (著)
最前線の月探査プロジェクトに携わる著者が、月の大きさや成り立ちといった基礎から、探査で確認された地下空間などの新発見までを解説。「人類は月に住めるか」「水や鉱物資源は採掘...
月はすごい 資源・開発・移住 (中公新書)
月はすごい 資源・開発・移住
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
最前線の月探査プロジェクトに携わる著者が、月の大きさや成り立ちといった基礎から、探査で確認された地下空間などの新発見までを解説。「人類は月に住めるか」「水や鉱物資源は採掘できるか」などについても詳述する。【「TRC MARC」の商品解説】
一番身近な天体、月。地球から約38万kmを回る唯一の衛星だ。本書では、月とはどのような天体かという謎に迫る。大きさや成り立ちの有力説など基礎的なことから、地下トンネルの構造など、最新の月探査での発見までを解説。さらには、人類が月利用を進めることを想定し、水や鉱物資源を採掘できるか、エネルギーや食糧はどう確保するかなども詳述。複数の月探査プロジェクトに携わる著者が、わたしたちを月面へと誘う【商品解説】
身近な天体・月は、最新の探査でどこまでわかったか。宇宙開発のポイントは? 月探査プロジェクトに携わる著者が私達を月面へと誘う【本の内容】
著者紹介
佐伯和人
- 略歴
- 〈佐伯和人〉1967年愛媛県生まれ。東京大学大学院理学系研究科鉱物学教室で博士取得。専門は惑星地質学、鉱物学、火山学。大阪大学理学研究科宇宙地球科学専攻准教授。著書に「月はぼくらの宇宙港」等。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
この本を読んでお月見しよう
2019/10/01 21:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、複数の月探査計画に携わる研究者であり、本書の執筆の動機を概ね次のように記している。「宇宙が宇宙飛行士や一部の研究者に限られた活躍の舞台ではなくなりつつあり、宇宙というフロンティアで何か面白いことをやってみませんか?という熱いお誘いの本が今必要である。」本書は、月の大きさや成り立ちといった月の基礎科学に始まり、探査で新たに確認された地下空間、人類は月に住めるか、水や鉱物資源の採掘は可能か、エネルギーや食糧の確保策など単なる月の解説に留まっておらず、読み応え十分である。ただし、超伝導に関する解説は、若干誤解を招きかねないと個人的には思う。また、新聞記事等では「超電導」が一般的に用いられているが、著者は「超伝導」を用いており、これについても著者の意図が明確にわかる解説が必要ではなかろうか。それはともかく、折しも今年は、アポロ11号月面着陸50周年、本書で新たに月に関わる知識を得て、秋の夜空に浮かぶ満月をめでるのも一興ではなかろうか。