「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/06/17
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版
- レーベル: 日経文庫
- サイズ:18cm/282p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-11382-8
読割 50
紙の本
ビジネス思考力を鍛える クイズで特訓50問 (日経文庫)
著者 細谷 功 (著)
WHY型思考、フェルミ推定、メタ思考、アナロジー思考、具体と抽象…。コンサルタントが使うビジネス思考法が学べる問題集。問題発見&解決する力、正解がない問題への向き合い方が...
ビジネス思考力を鍛える クイズで特訓50問 (日経文庫)
ビジネス思考力を鍛える クイズで特訓50問
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
WHY型思考、フェルミ推定、メタ思考、アナロジー思考、具体と抽象…。コンサルタントが使うビジネス思考法が学べる問題集。問題発見&解決する力、正解がない問題への向き合い方が身につく。【「TRC MARC」の商品解説】
●本書は、「自分で考える」癖をつけるための一風変わった問題集です。設問を解いていくうちに、問題発見&解決する力、正解がない問題への向き合い方が身につく、まったく新しい入門書です。
●著者は、『地頭力を鍛える』『具体・抽象トレーニング』など、問題解決や思考法に関するヒット作が多数の人気ビジネス作家です。「思考力という武器を持って、VUCAの時代を乗り越えて欲しい」というのが著者からのメッセージです。
●扱うテーマは、具体⇔抽象、フレームワーク、アナロジー思考、WHY型思考、仮説思考と、ビジネスの現場で活きるものばかり。厳選された50問が用意されています。
●問題発見&解決を必要とする人、考える力を向上させたい人を対象に、自分の頭で考えるアウトプットの機会を提供しています。本書を通じて50問のクイズを解いていけば、ビジネス思考力を養う良質なトレーニングを経験できます。【商品解説】
目次
- 第1章 前提条件と場合分け
- 第2章 思考の基本
- 第3章 「具体と抽象」基本編
- 第4章 フレームワーク
- 第5章 アナロジー思考
- 第6章 仮説思考
著者紹介
細谷 功
- 略歴
- 〈細谷功〉東京大学工学部卒業。ビジネスコンサルタント、著述家。著書に「地頭力を鍛える」「「具体⇄抽象」トレーニング」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
気軽に読めて学べます。
2022/07/16 12:00
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
クイズ形式なので読み進めやすい。
知識を問うクイズではなく考え方を問う問題。
その問題への取り組み方を学ぶことによって思考のトレーニングになる。
電子書籍
☆ビジネス思考力を鍛える☆
2024/04/13 19:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のような思考力は、ビジネスの場に限らず、どこでも通用する。
この本を読んでみると、会議の場であれ、ワイドショーであれ、国会であれ、日本人には、物事をちゃんと考え、議論できる人は、1人もいないのではないかと思う。
本書に提示されるクイズを通して、思考することの意味を見つめ直したい。
-----------------------------------------------
【第1章 前提条件と場合分け】
ある物事を考える上で、前提条件として答えがあるのかないのか、その議論の立場は川上の視点に立つべきか、川下の視点で論じられるべきか。
少なくとも、日本人は、そもそも論であるこれらの事実をほぼ無視して、自己の世界から脱することなく、自分の世界で答えがあるのかないのかで議論してしまう。そんなのは、物事をちゃんと考えているとは言えない。
【第2章 思考の基本】
思考(力)の大前提にあるのは、《正解なんてものは殆どの状況においてないし、逆に不正解もない》という価値観で行動することである。しかし、世の中は、二分論や数字による力で思考停止の人が大多数いる。
思考の世界において正解がはっきりと導き出されるのは稀で、グレーゾーンの中で白よりか黒よりかという事象が大半であるにも拘らず、それを理解しておらず、自己の解を意識せず押し付けている。
また、正解不正解が導きにくい要因の1つに「具体」「抽象」といった解像度の違いもあるが、それを理解せず、また蔑ろにしてしまっている部分がある。この価値尺度の違い・解像度の違いを理解せず議論することは、甚だ無意味である。
【第3章 「具体と抽象」基本編】
具体と抽象、この両方を行き来することで、思考の価値が高まる。どちらの視点もかけてはならない。
《具体》
五感で感じられるもの
範囲は狭いが鮮明で明確
《抽象》
異なる複数の事象の共通点に着目して、それらを共通要素として抜き出すこと
広くて曖昧だが範囲が広い
【第4章 フレームワーク】
フレームワークは、自らの思考の盲点や濃淡を知ることができ、聞き手との間で共通の白地図を共有することができ、議論や優先順位付けがやりやすくなる、といった利点がある。
【第5章 アナロジー思考】
アナロジー思考とは、2つ以上の物事の間にある共通点に着目し、考えている課題に応用する思考法のことで、「類推思考」とも呼ばれる。アナロジー思考が得意な人は、全く異なるように見えることに共通点を見出し、新しいアイデアを生み出せる能力を保有している。
【第6章 仮説思考】
仮説思考とは、「ことに及んで仮説を立てること」であることは自明なのだが、実践できない人が実に多い。それは、「情報が足りない病」に自ら陥っているからである。その「情報が足りない病」から抜け出すことが、仮説思考に踏み出すための第一歩である。
紙の本
☆ビジネス思考力を鍛える☆
2024/04/13 19:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のような思考力は、ビジネスの場に限らず、どこでも通用する。
この本を読んでみると、会議の場であれ、ワイドショーであれ、国会であれ、日本人には、物事をちゃんと考え、議論できる人は、1人もいないのではないかと思う。
本書に提示されるクイズを通して、思考することの意味を見つめ直したい。
-----------------------------------------------
【第1章 前提条件と場合分け】
ある物事を考える上で、前提条件として答えがあるのかないのか、その議論の立場は川上の視点に立つべきか、川下の視点で論じられるべきか。
少なくとも、日本人は、そもそも論であるこれらの事実をほぼ無視して、自己の世界から脱することなく、自分の世界で答えがあるのかないのかで議論してしまう。そんなのは、物事をちゃんと考えているとは言えない。
【第2章 思考の基本】
思考(力)の大前提にあるのは、《正解なんてものは殆どの状況においてないし、逆に不正解もない》という価値観で行動することである。しかし、世の中は、二分論や数字による力で思考停止の人が大多数いる。
思考の世界において正解がはっきりと導き出されるのは稀で、グレーゾーンの中で白よりか黒よりかという事象が大半であるにも拘らず、それを理解しておらず、自己の解を意識せず押し付けている。
また、正解不正解が導きにくい要因の1つに「具体」「抽象」といった解像度の違いもあるが、それを理解せず、また蔑ろにしてしまっている部分がある。この価値尺度の違い・解像度の違いを理解せず議論することは、甚だ無意味である。
【第3章 「具体と抽象」基本編】
具体と抽象、この両方を行き来することで、思考の価値が高まる。どちらの視点もかけてはならない。
《具体》
五感で感じられるもの
範囲は狭いが鮮明で明確
《抽象》
異なる複数の事象の共通点に着目して、それらを共通要素として抜き出すこと
広くて曖昧だが範囲が広い
【第4章 フレームワーク】
フレームワークは、自らの思考の盲点や濃淡を知ることができ、聞き手との間で共通の白地図を共有することができ、議論や優先順位付けがやりやすくなる、といった利点がある。
【第5章 アナロジー思考】
アナロジー思考とは、2つ以上の物事の間にある共通点に着目し、考えている課題に応用する思考法のことで、「類推思考」とも呼ばれる。アナロジー思考が得意な人は、全く異なるように見えることに共通点を見出し、新しいアイデアを生み出せる能力を保有している。
【第6章 仮説思考】
仮説思考とは、「ことに及んで仮説を立てること」であることは自明なのだが、実践できない人が実に多い。それは、「情報が足りない病」に自ら陥っているからである。その「情報が足りない病」から抜け出すことが、仮説思考に踏み出すための第一歩である。