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商品説明
源頼朝の死後、即位した2代将軍・頼家。若き将軍を補佐する名目で敷かれた、13人の合議制だったが…。鎌倉13人衆について、ビジュアル資料でわかりやすく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
源頼朝の死後、源氏宗家から北条氏の力が強まる時代は日本中世史のハイライトのひとつ。頼朝はまだ幼い子どもを残して亡くなったため、その後は将軍職を継いだ源頼家を補佐する形で、有力武将による合議制が敷かれました。その有力武将は13人だったため、13人の合議制と呼ばれています。2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』もこの合議制に名を連ねた武将の生き様を描くものです。本書ではこの鎌倉13人衆について、ビジュアル資料でわかりやすく解説します。【商品解説】
源頼朝の死後、源氏宗家から北条氏の力が強まる時代は日本中世史のハイライトのひとつ。頼朝はまだ幼い子どもを残して亡くなったため、その後は将軍職を継いだ源頼家を補佐する形で、有力武将による合議制が敷かれました。その有力武将は13人だったため、13人の合議制と呼ばれています。2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』もこの合議制に名を連ねた武将の生き様を描くものです。本書ではこの鎌倉13人衆について、ビジュアル資料でわかりやすく解説します。【本の内容】
著者紹介
本郷 和人
- 略歴
- 〈本郷和人〉1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。著書に「新・中世王権論」「権力の日本史」「日本史のツボ」など。
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大河ドラマの参考書に相応しい
2022/01/25 21:32
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は一般向けの歴史解説書を数多く執筆している大学教授である。本書は、鎌倉幕府成立以前の保元・平治の乱から承久の乱に至る日本中世史についての解説である。関係者の系図、関連事項の年表などにより、複雑な人間関係をも理解しやすい構成となっており、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を視聴する際の参考書に相応しいと思う。単に歴史物語に留まらず、鎌倉幕府の基本構造、権門体制論と東国国家論などの日本史を理解する上での学術的内容も含まれている。
ただし、壇ノ浦の戦いで、関門海峡の潮の流れが変化し源氏に有利になったとする「潮流説」はよく知られているとの記述がある。著者の前作『怪しい戦国史』で、潮の流れが変化しても源氏・平氏の船の相対速度は変わらず、潮流の変化は合戦に影響はない可能性があるとの船舶史の研究者の見解を紹介しており、著者も100%ではないにしても納得しているように読み取れる内容である。本郷先生、「潮流説」についての真偽のほどは、どうなのでしょうか?