紙の本
又吉さんならでは
2016/01/22 21:34
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投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんならではのオリジナル四字熟語が書道家の方の毛筆で書いてあり、四字熟語の説明がついています。さすが又吉さん!!痒いところに手が届く作品ばかりですよ!
紙の本
又吉さん 最高!
2015/11/29 13:40
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投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読んで笑い、笑うことでストレス解消できました。家族で回し読みして、ゲラゲラしています。
紙の本
又吉さんらしい
2017/01/15 22:53
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投稿者:ちょこび - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手の本は初めて購入しました。
本当にある四字熟語の解説かと思ったら創造熟語でした笑
でも又吉さんらしいくすっと笑える四字熟語集で個人的には好きな本です。
紙の本
なるほど
2020/05/04 13:30
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待値が高かったせいか、それほど唸りはしなかったが、読み終わったら「なるほどね!」と呟いていた。続けて「ことわざおじさん」、「慣用句・ことわざ・四字熟語辞典」を読んでしまった。
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単行本のときは『鈴虫炒飯』というタイトルでした。分かりやすさはともかく、そっちのほうが断然いいなあ。
「白服伽哩」で「餃子礼讃」な世の中を諦めず、「世界重奏」の精神で「心中真珠」を信じ、「月光心猿」の瞬間を待ちたい。
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又吉氏の文章は好きです。書いてある内容のイメージ通りの書なので、それにも驚きました。しかし、やはり自由律俳句と同様で、私個人の好みではなかった。けど、流行の「火花」の隣に文庫になった本作をついつい買ってしまいました。最初から好みじゃないとわかっていても、売れない芸人さんのおっかけ(!?)のように応援してしまいたい気持ちになってしまっています、又吉氏には。。
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「白服伽里」「納戸化石」「祖母咆哮」「返事天才」「歌姫筆談」「満塁無視」…
いくつかの四字熟語は「なるほど」「いつか使ってやろう!」と思わされるものでした。
後半のいくつかは四字熟語の上手さより、それに関連するエピソード(?)が面白いという印象。
「突撃哲学」「原付坊主」「仙人事故」あたりがそれで、又吉氏の飄々とした雰囲気がそのまま文章化されたような内容にニヤリとさせられました。
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これぞまさに無意味な読書!
又吉が自作した四字熟語とその解説という、これらの四字熟語を覚えたとしても世の中には通用しない。
特に記憶に残った四字熟語は曖昧連鎖。
ステーキレストランに行ったときに、ミディアムレアでっていうのが恥ずかしくて「少し柔らかめで」と注文したら、店員が厨房で「少し柔らかめでだってよwミディアムレアって言えよw」というのが聞こえ、自分の曖昧な考えが、曖昧な言葉を発し、曖昧に伝わった。
これが曖昧連鎖ということらしい。
誰にでもありそうなことを四字熟語にしてひたすら又吉が解説していく、そして更に意味がわからないのが、なぜかその四字熟語がすべて書道で書かれていて、とにかくよくわからない本だが面白かった。
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又吉直樹(ピース)が独自の四文字熟語をつくり、独特のプチ解説をしています。各・四文字熟語は書家がタイトル文字を書いています。
_/_/
例)【絶望茫々】〜果てしなく終わりが無い絶望のこと。
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基本的にはニヤニヤ笑いながらゆるく読める感じだけど、時々ハッとさせられるようなものも出てきてそこもまた面白い 私は「恋文炎上」と「他人伴走」が特に好き 田中象雨氏の書もそれぞれの熟語にぴたりと嵌っていてパラパラと本を捲って眺めているだけでも楽しい
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「現代を標榜する四字熟語があって然るべき。」
又吉さんが考えたオリジナル四字熟語。これが、確かに今の若者の感覚?にぴったり合っててすごい。文章でもうまく説明できない微妙な状況を、たった四文字で表してたりしておぉ〜!ってなる。
お気に入りは、風来坊完(実際にこの例の通りのことをした人がいた)、世界重奏、鼻歌過激らへんかな。
又吉さんのセンス好きすぎる〜。彼の本を読破しようと目論んでます。
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あるある的な物から、既存の四字熟語のパロディ(少ない)あり、どうしてそんな見方ができるの?!という物や、目から鱗モノ、シニカルだったり、ただの体験談だったり、詩だったり哲学だったり、盛り沢山です。
読み終わった後は、この世のすべての事象は四字熟語で表せるんじゃないかと思ってしまった。
「それ、使い方間違ってるだろ!」と突っ込みを入れたくなる用例は、ちょっといい事言っちゃった照れ隠しでしょうか?
しかし、これを実際に使うとなると、問題もあるかも(笑)
『肉村八分』あたりは分かりやすいかもしれないです。
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新しい四字熟語を創造し、その解説が載っています。
対義語や類義語までもあったりします。
又吉さんのネガティブ気味な感性で作られているため、どちらかというと爆発的な笑いではなく、ジワジワくるものが多いです。
あ~、わかるわかると思ったり、斬新すぎる発想に感心したり、クスッと笑えるようなものだったり、隙間時間にパラパラみるのがおススメかなと感じました。
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斬新な四字熟語。
ハッとさせられる言葉や、アホだな〜と思う言葉。
その端々に、又吉さんらしさが滲み出てます。
好きな言葉は「雨男主張」
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又吉の強烈な個性と匂いと灰汁が漂ってくる四字熟語。しかもただのお笑いではない。深い目線で言葉の本質を射抜いている。「白服伽哩」。白い服にカレーが飛散する様子から美しいものに付く汚れは目立つと意味付けしている。落ちこぼれが失敗しても世間は騒がないが、優秀な者の汚点には世間の反応は滅法早い。故にある程度は汚しておいた方がいいと言う。
「放屁和解」。喧嘩をしていたのに屁をこくことによって気持ちが収まってしまうこと。しょうもないことが、時には大きなことを解決してしまうという意味。「満塁無視」「自家楽園」・・・・・笑えて含蓄のある四字熟語が140に及ぶ。対義語を含めればさらに世界は広がる。書体も実にユニークで情趣に溢れている。熟語に合わせて千変万化。同じ人の書なのかと見紛うばかり。こちらもお見事。個人的には「心中真珠」の美しい真珠に心惹かれた。