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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/04/11
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- サイズ:19cm/319p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-32265-6
読割 50
紙の本
GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
著者 田中道昭 (著)
GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)とBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)。米中テクノロジー(メガテック)企業8社の戦略と未来図を...
GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
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商品説明
GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)とBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)。米中テクノロジー(メガテック)企業8社の戦略と未来図を、最新動向を交えて平易に解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
米中新冷戦時代、
全産業のルールをこの8社が塗り替える!
◎GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)
◎BATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)
話題の米中巨大テクノロジー企業(メガテック)8社の全容と戦略を、
1冊で平易に完全理解できる初めての本!
もはやこの8社なしにビジネスは語れない!
なぜすごいのか。何がすごいのか。
これならわかる!
[具体的には?]
●新聞やニュースでその名を見ない日はない、話題の、
GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)と
BATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)。
その事業形態と戦略を最新情報を交えて平易に分析します。
●「テンセントって中国のフェイスブックでしょ?何がすごいの?」
「ファーウェイ問題の本質はどこにある?」など、
今さら聞けない“そもそも"から、
「次なる各社の目論見は?」「日本の活路は?」など、
“深層"まで読み解けます。
●8社を「分類→比較→分析」するのが本書の大きな特長。
著者独自の「5ファクターメソッド」を用いて、各企業の
「道(戦略目標)/天(タイミング)/地(市場・業界構造)/
将(リーダーシップ)/法(マネジメント・収益構造)/」
を、丁寧に分析していきます。
[本書で見えてくるもの]
1プラットフォーマーの覇権争いの行方
2今や先駆者利益を創造する存在である中国勢の動向
3同じ事業ドメインから異なる進化を遂げる理由
4産業・社会・テクノロジー・あるべき企業の未来
5日本の未来、あなたの進むべき道
[著者は?]
ベストセラー『アマゾンが描く2022年の世界』
(PHPビジネス新書)の著者。
リサーチ力と鋭い分析力に定評がある。
テレビ、新聞、雑誌、ネット媒体にも多数登場。【商品解説】
目次
- 序 章「5ファクターメソッド」でメガテックを分析する
- ~全体像の把握に最適なアプローチ
- 第1章 アマゾン×アリババ
- ~アマゾン経済圏とアリババ経済圏の戦い
- 第2章 アップル×ファーウェイ
- ~プラットフォーマーとハードウエアメーカー。「ショック」をどう越えるか
- 第3章 フェイスブック×テンセント
著者紹介
田中道昭
- 略歴
- 〈田中道昭〉上智大学卒業。シカゴ大学経営大学院MBA。立教大学ビジネススクール(大学院ビジネスデザイン研究科)教授。株式会社マージングポイント代表取締役社長。
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電子書籍
すべてのビジネスマンにとって、手に取って損はない一冊、お勧めです。
2019/04/13 08:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Cat lover - この投稿者のレビュー一覧を見る
次世代自動車産業」に続いて、本書を購入しました。
本書は、
・Eコマースの「アマゾン×アリババ」、
・スマートフォンの「アップル×ファーウェイ」、
・SNSの「フェイスブック×テンセント」、
・検索の「グーグル×バイドゥ」
という分類で、米国と中国を代表するメガテック企業を比較・分析しています。
また、「孫氏の兵法」の五事(道・天・地・将・法)について、
・道=グランドデザイン(ミッション・ビジョン・バリューなど)、
・天=タイミング(天の時)、
・地=地の利、
・将=リーダーシップ、
・法=マネジメント
として、独自に、現代経営学の視点でアレンジ。この「5ファクターメソッド」を比較・分析にあたっての手法にしています。
経営戦略を専門とする著者は、米中メガテック企業の最新情報を網羅しながら、それを「5ファクターメソッド」を使って読み解いていきます。特に、「アマゾン×アリババ」なら”経済圏の戦い”、「フェイスブック×バイドゥ」なら”目的としてのSNS、手段としてのSNS”といった、筆者ならではの斬新かつユニークな視点で論がすすむ点は、米中メガテック企業について自分が既に知っている事実にも深みを与えてくれます。また、これら米中メガテック企業の商品やサービスを毎日利用するにあたって、新鮮な意味付けもしてくれます。
筆者の根底には、昨今の米中関係(米中摩擦)を、「先駆者利益を確保する米国」と「それを模倣し事業展開した中国」という短期的な構図から離れて、「貿易×テクノロジー覇権×安全保障」の戦いの構図で長期的に見ていく必要があろうという本質的な問題意識があります。そして、筆者は、GAFA×BATHの分析を通して、プラットフォーマーの覇権争い、先駆者利益を創造する存在となった中国勢の動向、産業・社会・テクノロジー・企業のあるべき未来、そしてGAFA×BATHの分析を踏まえた、日本や日本企業の活路を読者に示していきます。
筆者はミッション・マネジメント&リーダーシップも専門とするだけあって、「5ファクター」のうちでも特に「道」と「将」の重要性を説いています。ミッション・ビジョン・バリューなどの「道」とリーダーシップの「将」です。各メガテック企業やその経営者が大切にしている使命感や価値観を、筆者がいかに重要視しているかが伝わってきます。
以前に筆者のセミナーに参加したとき、筆者は「人物が登場しない本って面白くないでしょ!?」とおっしゃってました。確かに、前著では、経営者にもフォーカスがされていました。本書でも、
・アマゾンのベゾス、
・アリババのジャック・マー、
・アップルのジョブスやクック、
・ファーウェイのレン・ジンフェイ、
・フェイスブックのザッカーバーグ、
・テンセントのポニー・マー、
・グーグルのペイジやピチャイ、
・バイドゥのロビン・リー、
の「将」が興味深く解説されてて、間違いなく読み応えがあるはずです。
もう一つ新鮮だったのが「ROAマップ」による8社分析です。一見難しそうな財務分析を平易な言葉で説明しながら、各社の特徴が解説されています。この「ROAマップ」の解説は、各米中メガテック企業の戦略や方向性を定量的かつ定性的に反映している点で目からうろこ。「ROAマップ」を眺めながら、筆者の分析・解説と並行して、読者自身がいろいろと各社の戦略や方向性について思案してみるのも面白いと思います。
最新の企業動向や戦略を知るツールとして、自社の事業や自分の仕事へ向き合う時の“ものさし”として、そして日本の活路へ思いをめぐらす時のヒントとして絶好の一冊。
紙の本
知りたいことが知れる
2020/05/31 11:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:高遠康隆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の名前にもなっている8社を事業分野別に米中対にして説明しているのでわかりやすく、それらの会社の図解もあるので誰であっても簡単に読むことが出来ます。これからの世界を知りたい人にはオススメです。
紙の本
米中のメガテック8社を比較するありそうでなかった視点
2020/04/16 21:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカの4社を並行で語るものは多いが、中国の4社も並列で語る視点は少ない。が、11億人の巨大市場を基盤とする百度、アリババ、テンセント、ファーウェイもメガテック企業として比較しないことには世の中のことはよく分からない。アマゾンが顧客第一主義を掲げる一方で顧客にならない層を切り捨てるのに対し、アリババは零細商店を助ける観点からサービスを提供したり、Googleと百度は広告収入一本槍だったりと同じような業態でも収益源が同じだったり違ったり、AI技術を基礎に自動運転や医療、スマートシティみたいな応用形はそれぞれの企業がぶつかり合うという点も面白い。