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紙の本
かどわかし 書き下ろし時代小説 (双葉文庫 北の御番所反骨日録)
著者 芝村 凉也 (著)
用部屋手附同心の裄沢広二郎の屋敷を、日本橋の呉服屋・鷲巣屋の番頭が訪れ、小判入りの菓子折を置いていった。見世への出入りを求めてきた鷲巣屋の願いを裄沢はにべもなく断るが、諦...
かどわかし 書き下ろし時代小説 (双葉文庫 北の御番所反骨日録)
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商品説明
用部屋手附同心の裄沢広二郎の屋敷を、日本橋の呉服屋・鷲巣屋の番頭が訪れ、小判入りの菓子折を置いていった。見世への出入りを求めてきた鷲巣屋の願いを裄沢はにべもなく断るが、諦めない見世の主は卑劣な手を使い−。【「TRC MARC」の商品解説】
用部屋手附同心の裄沢広二郎は、僅か半年のうちに敵対した与力を三人もお役から飛ばしたことで、北町奉行所の同僚から気を遣われる存在となっていた。
そんな中、日本橋本石町の呉服屋・鷲巣屋の番頭が裄沢の屋敷を訪れ、小判入りの菓子折を置いていった。
見世への出入りを求めてきた鷲巣屋の願いを裄沢はにべもなく断るが、それでも諦めない見世の主は卑劣な手を使い――。
裄沢の身辺を探る鷲巣屋の目的は一体何なのか、そしてその正体とは!?
書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第五弾。
【本の内容】
収録作品一覧
日々平穏 | 7−91 | |
---|---|---|
かどわかし | 92−208 | |
秋霜 | 209−317 |
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紙の本
広二郎の洞察力と推理が相変わらず冴える。
2024/02/28 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
北町奉行所の用部屋手附同心・裄沢(ゆきさわ)広二郎。筋の通らぬことには、上役であろうと奉行であろうとハッキリと物言いをして筋を正そうとする。一部からは煙たがられているが、一方でそういった広二郎の能力を認めて上手く扱おうとする上役もいる。
本人曰く『や探れ』だが、私は『やさぐれ』だとは思わない。筋をただしているだけ。
今回は、広二郎自身も分からぬうちに、商人から引く手あまたの人気ぶりとなる。勿論、広二郎である。そこは・・・。お見事!
そう話の中で、謎の悪人が出てくる。捕まることも無く逃げおうす。この小説、伏線が沢山からんで後々まで話が続くので、この悪人も出てくるのだろうと思う。
単なる人情時代劇でなく、広二郎の洞察力と推理が面白い。
ストーリーの設定も見事。面白い。
紙の本
町奉行所を舞台に
2024/04/04 19:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
1800年ごろの江戸時代後期、江戸北町奉行所を舞台とした時代小説。知恵が回り弁もたつが剣の腕前はない同心が主人公。道理に合わなければ上役にも物申す主人公の活躍は、とても愉快にさせる。主人公を陥れようとするたくらみには、洞察力の鋭さを武器に、すっぱりと乗り切ることができる。隣組のうら若き美女との関係が気になるが、今後の展開は?