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商品説明
歴史学は「過去」を対象とする学問である。
歴史家が「明治時代」を新たに学問の対象としたとき、そこではどのような営為がおこなわれていたのか。
近代の政治家、官僚、軍人などの個人文書を収集・公開する国立国会図書館憲政資料室の創設に関わり、数々の史料編纂等、研究のための史料環境の整備に尽力した、日本近代史研究の先駆者である大久保利謙。
その足跡を史学史・史料論・蔵書論の観点を交え検証し、日本近代史研究の誕生の瞬間を描き出す。【商品解説】
目次
- 序 論 佐藤雄基
- 第一部 「明治」が歴史になるとき
- 大久保利謙と戦後日本近代史研究の出発 松沢裕作
- 政治学者における「明治」の歴史化 松田宏一郎
- 明治政府による記録編纂・修史事業と近代文書 箱石大
- 第二部 大久保利謙の歴史学
- 大久保利謙と近代史学史研究 マーガレット・メール(翻訳:佐藤雄基・渡邉剛)
- 大久保利謙と立教大学史学科(一九五八〜七一) 小澤実
著者紹介
佐藤 雄基
- 略歴
- 立教大学文学部准教授。専門は日本中世史、史学史。
主な著書・論文に『日本中世初期の文書と訴訟』(山川出版社、2012年)、「朝河貫一とマルク・ブロックの往復書簡戦間期における二人の比較史家」(向井伸哉・斎藤史朗との共著、『史苑』76巻2号、2016年)、「文書史からみた鎌倉幕府と北条氏―口入という機能からみた関東御教書と得宗書状」(『日本史研究』667号、2018年)などがある。
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