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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/09/17
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/218p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05908-4
読割 50
紙の本
イエズス会がみた「日本国王」 天皇・将軍・信長・秀吉 (歴史文化ライブラリー)
著者 松本 和也 (著)
戦国末期に来日し、キリスト教を布教したイエズス会の宣教師たち。彼ら西洋人は、日本の権力者をどのように見ていたのか。書き残された膨大な書翰や報告書を分析し、実体験に基づく日...
イエズス会がみた「日本国王」 天皇・将軍・信長・秀吉 (歴史文化ライブラリー)
イエズス会がみた「日本国王」
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商品説明
戦国末期に来日し、キリスト教を布教したイエズス会の宣教師たち。彼ら西洋人は、日本の権力者をどのように見ていたのか。書き残された膨大な書翰や報告書を分析し、実体験に基づく日本国家観、権力者観を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
戦国期末から江戸初期まで、約一世紀にわたり日本に滞在し、キリスト教の布教を行なったイエズス会の宣教師たち。彼ら西洋人は、日本の権力者をどのように見ていたのか。活動に関する膨大な書翰や報告書に記された「国王」などの語句に注目して分析。権力者の移り変わりを目の当たりにした、実体験に基づく日本国家観、権力者観を読み解く。【商品解説】
目次
- 西洋人の日本人観―プロローグ/イエズス会の日本情報(イエズス会が伝えた記録/イエズス会書翰の権力者情報)/日本布教開始期の権力者観(ザビエルの「日本国王」観/日本の「国王」とは)/畿内布教期の権力者観・国家観(イエズス会の畿内布教/畿内布教期の権力者情報/権力者に対する表記/畿内布教期の国家観)/イエズス会の天下理解と朝廷理解(信長との出会い/イエズス会の秀吉観/「天下」=君主国)/王権論の可能性(イエズス会の捉えた「王」/日本の王権のかたち)/イエズス会がみた中近世移行期の日本―エピローグ
著者紹介
松本 和也
- 略歴
- 〈松本和也〉1972年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田実業学校教諭。
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西洋から見た日本
2020/11/01 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
イエズス会が天皇や将軍、戦国大名をどう捉えていたかという話が面白かった。イエズス会が名目的君主だと捉えていた天皇が秀吉が関白になったことで逆に天皇の存在感が出てきたところなど興味深い
紙の本
日本に来た西洋人は日本の権力者をどのように捉えていたか?
2023/04/09 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では16世紀に日本に来た宣教師たちが残した書簡を中心にイエズス会による日本の「国王」感について考察している。宣教師たちにとって、日本で安全に布教活動を行うためには権力者の許可と庇護が必要である為、誰が実質的な権力者かを把握することが布教の成否にかかわる重要な問題であった。彼らが権力の実態を天皇・将軍・領主たちについて、各々極めて正確に捉えていたのが興味深い。
ただし、イエズス会の天皇感や信長感、秀吉感については本書でも深く考察が加えられているが、信長上洛以前の三好長慶や足利将軍についてはさほど考察が加えられていないのが残念である。