「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2002/10/15
- 出版社: 新評論
- サイズ:22cm/368p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7948-0576-4
- 国内送料無料
紙の本
ドイツ傭兵の文化史 中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌
食うため、生きるために戦ったドイツ傭兵=ランツクネヒトは、暗黒の封建社会で全く新しい個我を確立し、高度な生活共同体を形成した−。従来の軍事史では掬い取れない、兵卒たちの組...
ドイツ傭兵の文化史 中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
食うため、生きるために戦ったドイツ傭兵=ランツクネヒトは、暗黒の封建社会で全く新しい個我を確立し、高度な生活共同体を形成した−。従来の軍事史では掬い取れない、兵卒たちの組織や生き様を丹念に追った労作。【「TRC MARC」の商品解説】
ヨーロッパ近代の扉をこじ開ける「人柱」となった兵士たちの文化史。
ドイツ傭兵(ランツクネヒト)の全貌を活写
ヨーロッパ中世後期(15世紀末)から30年戦争に至るまでの約200年間、ドイツ国内のみならずヨーロッパ全土で戦った非正規軍、ドイツ傭兵部隊=ランツクネヒトの生態誌を通して、暗黒の封建世界から近代ヨーロッパへのパラダイム変換期の本質が浮かび上がる。
ヨーロッパ中世後期(15世紀末)から30年戦争に至るまでの約200年間、ドイツ国内のみならずヨーロッパ全土で戦った非正規軍、ドイツ傭兵部隊=ランツクネヒトの生態誌を通して、暗黒の封建世界から近代ヨーロッパへのパラダイム変換期の本質が浮かび上がる。
「兵士になるしかないあぶれ者」であり、あくまで「食うため・生きるため」に傭兵となった彼らは上からの一方的な統制を極端に嫌い、何よりも「個我」を優先させる。と同時に、結束して雇い主である王侯たちに立ち向かう共同決定権をも確立してゆく。これがランツクネヒトのアイデンティティであった。彼らの戦いは結果的にはヨーロッパ王侯の君主権を強化し、図らずして自分たちには全く無縁であったはずの国家への忠誠心をヨーロッパに植えつけ、近代への扉をこじ開けることになる。
従来の軍事史では掬い取ることができない現象をとらえ、ヨーロッパ近代の由来を解明する刺激に満ちた文化史。【商品解説】
著者紹介
ラインハルト・バウマン
- 略歴
- 〈バウマン〉1948年ミュンヘン生まれ。ミュンヘン大学でドイツ学、歴史学、政治学を学び、同大で博士号を取得。1979年より、ベルトルト・ブレヒト・ギムナジウムで歴史等を教える。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む