うえきやのくまさん （世界傑作絵本シリーズ イギリスの絵本）

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

くまさんが、いろんな仕事で活躍する、働くくまさんのシリーズ絵本です。
この絵本では、くまさんは植木屋さんです。

おとなりの家の庭の手入れをしたり、自分の家の畑から野菜を取ってきて、台に並べてお客さんに売ったり。
くまさんの１日がていねいに描かれています。（野菜を売るのは、植木屋さんではないような気はしますが）

ぬいぐるみ（？）のくまさんが、とことことはたらくようすは、とびきりキュートです。
線の細い、かわいらしいイラストが、お仕事という本来かたくるしいはずの内容を、やわらかく、ほのぼのとした雰囲気で包み込んでいます。
絵本のサイズも、小さくて持ちはこび便利な、キュートなサイズ！
なにからなにまで、かわいいです。
表紙裏には、本（園芸関係の雑誌？）を読むくまさんのイラストが載っています。作品本編外のスペースにも、かわいさいっぱいです。

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投稿者：Otto　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

はたらきもののくまさんの１日の様子です。かわいいくまさんが真面目に働く様子が、とても好きです。絵もとても素敵です。

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投稿者：aki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

1歳半の子供には少し長いように感じますが、
同じ、くまさんシリーズを子供が気に入っているので購入しました。

植木屋（庭師、といった感じですが）のくまさんのある1日が描かれていて、
最後は「ベッドに入ってぐっすり眠ってしまいました」で終わるので、
寝かしつけの時にベッドで読むのにちょうど良いです。

サイズも小さめで、旅行にも持って行きやすいです。

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投稿者：まーしゃ＠Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　こつこつまじめに働くくまさんのお話です。

「あるところに、うえきやのくまさんがすんでいました。」ではじまるくまさんのお話です。くまさんはスコップとくまでとあかい手押し車をもっていて、植木屋さんのお仕事に精をだすのでした。

　ある日のくまさんの１日はこんなふうです。
　朝、おとなりにでかけていって庭の手入れをします。垣根の高い木は鳥の形に刈り込みます。仕事がすむと、うちへ帰ってお昼ごはん。午後は自分の家の畑仕事をして、野菜とお花をとりました。これを門の前で売るのです。おいしいと評判のくまさんの野菜。お客さんにあいさつするのも忘れません。野菜と花が売り切れると、くまさんは手押し車を片づけて、家に入って晩ごはん。食べ終えると、ねまきに着替えてベッドに入り、ぐっすりねむってしまうのでした。

　小さなサイズのこの本のくまさんは、本物のくまというよりテディベア風のくまさん。やさしい水彩で描かれたお庭のようすや花がさりげなく飾られている部屋のようすが、豊かな暮らしを感じさせてくれます。

　無口なくまさんが、寝る前にあくびをするシーンはとってもかわいい。まじめにこつこつと仕事をすすめていくくまさんに、イギリス紳士魂をみせてもらった気がします。

　このくまさんが活躍している本はほかにもあります。くま好きにはたまらないシリーズですよー。

◆くまさんシリーズ◆
『パンやのくまさん』
『せきたんやのくまさん』
『ゆうびんやのくまさん』
『ぼくじょうのくまさん』

【Ｂ◎◎ＫＲＡＣＫ】 No.76　2001/03/21発行

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投稿者：のきなみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

植木屋のくまさん。
小さな花の苗を大きな手で一生懸命あつかうところがツボでした。
こんな植木屋さんにお庭の手入れをしてもらったら……と思うとワクワクします。