秘密の花園 （福音館文庫）

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荒れ果てて傷ついた少女の心とその反映である鍵をかけられた花園．その中で対照的な二人の少年と出会い，再生へと向かう子供たちのお話．

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両親をインドで亡くしたメアリーは、おじさんの大きな屋敷に引き取られます。両親が無関心だったせいか、メアリーは我儘で、自分のことが何、ひとつできません。だけど、この屋敷に着てからは、なるべく自分でできることは自分でするようになり、外で遊ぶようにもなりました。ある日、仲良くなったコマドリが古ぼけた鍵を見つけ、秘密の花園の扉を開きます。
荒れてはいましたが、素敵な花園でした。少年ディコンとも出会い、メアリーは楽しい毎日を過ごし、すっかり健康にもなります。ところが、夜になると子供の泣き声がすることに気付き、禁じられたた廊下に行くと、同じ年くらいの少年コリンが病気がちで部屋に閉じこもっていたのを発見したのでした。
友情、秘密の花園、大好きで何度も読み返してます。
メアリーは、どちらと恋人同士になるのかなと、良く想像もしてました（笑）

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インドで両親を亡くした少女メリーは、イギリスのおじさんの家に引き取られてきます。大きなお屋敷には、遊び相手はだれもいませんでした。ある日、立ち入ることを禁じられていた廊下に足を踏み入れたメリーの耳に、子どもの泣き声が…。

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暗く陰鬱な雰囲気の冒頭から、子どもたち中心の明るい雰囲気へ。おっかさんやマーサ、ディコンなど地元の人たちの明るさがうれしい。ポリッジ（オートミール）とは、どんなに美味しい食べ物なんだろうと思っていた。長じて食したのは、東京から九州へ向かう寝台列車の中。大したことなくて、ガッカリしたが今では好物です。

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イギリス留学地が決まってから、参考のために読みました。暗くてすこし哀しい感じがいい。ヒースを実際に見れたときは嬉しかった。

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小学生のとき映画化されたこのお話が大好きで何度も観た。また観たいなぁ。登場人物たちが秘密の花園と同じように色や感情を知り人間らしくなっていく様子に小さいながらにとても感動していたんだと思う。

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久々に読んだ。

ら、訳者さんの違いでけっこうかわることにびっくり。

久々に読んだのは別文庫なんだけど、好きなのはこれ。

今読むと、割とコリンの可愛さというか萌えキャラさ(笑)にびっくりする。ディコンは天使すぎてディコン母は聖母すぎるから、その辺はああ童話だなって思うけど。

赤ずきんとかハイジとかの続編を捏造した映画があるけど、あんな感じで作ってほしいな。
話重視でも恋愛重視でもものすごく生々しくなりそうだけど。個人的にはドロドロじゃなくて、その辺の平凡な女の子と結婚しようとするディコンとなんとか阻止したいいとこ2人組によるどたばたコメディとか見たい(笑)。

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確か小学生の時に読んだ本。この頃から本にはまった気がする。鍵のかかった花園が心に鍵をかけてしまった登場人物の心を開く物語。詳細は覚えてないけどたしかそんな物語でした。いつか機会があったら読みたい。

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チャネラーCさんに奨められた本です。
読んでみたら、引き寄せの法則の本でした。
生きる喜びを唄った素晴らしい内容です。

http://rimaroom.jugem.jp/?eid=958

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なつかしさと福音館文庫フェアが手伝って購入することに。

最初に読んだときは小学校のときで、タイトルだけでいけない本なのだと思ってました･･･


本当はそんなことなくて素敵な本です。

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映画やアニメでは見ましたが、原作を読むのは初めての『秘密の花園』。
いま読んでみると、映画やアニメのほうはちょとストーリーが変えられているんだなと気づきました。
庭の描写も素晴らしいのですが、個人的には一番最初の、屋敷中の人が死に絶えたのに主人公のメアリーだけが完全に忘れられていたという部分です。

結局「秘密の花園」とはなんだったのでしょう？
これはいろんな読み方が可能かと思いますが、大人によって封じられた花園を子供が開き、そして屋敷の主人の心も覚醒するという構図が印象的です。
純粋な子供でもだめ、一度暗い過去を抱えてしまった大人でもだめ。
本当に純粋で価値のあるものが理解できるようになるには、大人が子供の心に回帰しないといけない。この物語にはそういうメッセージが込められているように思えます。

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やっぱり児童書の中で一番好きかも。
映画でみるよりも小説で読んだ方がいい。
いい魔法でいっぱいに満たして、庭いじりに精を出したい気分｡+ﾟヾ(oﾟ∀ﾟo)ﾉ｡+ﾟ

うっかり感情移入する先がメドロックさんやベン、スーザン・ソワビーになってるところに歳を感じる。

コマドリの話、もうちょっとあったと思ったけど、版が違うせいか、記憶違いか…訳違いも読んでみようっと。

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英語で読んでいた時は、マーサや庭師のベンが善良だけど、ちょっと鈍い印象だったが、猪熊訳で読むとそれほど鈍さは感じられない。メドロックさんやクレーブン医師や看護師も事なかれ主義でずるいけど、憎めない愛らしさを感じる。日本語の持つまろやかさと翻訳の上手さを痛感した。

お坊っちゃまお嬢ちゃまで勝手放題にわがままに育ったとされるコリンとメリーだが、この程度のわがままは現実的にあって然りだし、むしろディコンのほうが出来過ぎてるように思われる。地域の大人達がこぞってディコンに任せれば大丈夫だと唱えるのも考えてみれば可笑しな現象だ。

ディコンとソワビー婦人だけはやや出来過ぎの感はあるが、それぞれに弱さを抱えている登場人物達が弱さ故に魅力的に描かれていて、やはり名作だと感じた。敢えて難を唱えるなら、子ども向けを意識してか少々説教臭い。

自分が子どもの時この本に出会っていたら、果たしてさほど感動しなかったんじゃないかと思う。これは子ども時代に親の愛情に恵まれなかった、と主張する大人に是非読んでもらいたい。

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「小公子」や「小公女」より。この本が好きだった。閉ざされた世界に生きる子供を、自然という美しい舞台に引っ張り出す周りみんなの力が好きだった、
人と自然が溶け合ったこの世界は、なかなか描き出せない憧れの世界だ。