ひよこのかずはかぞえるな （世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本）

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おばさんはたまごの数を数えます。
これを売ってあれ買って、これ買って・・と夢は膨らむばかり。

まさに「とらぬ狸の皮算用」です。
最後は、やっぱり！

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たまごからうまれるのは、ゆめ。

ひとつめのたまごからはすてきなお洋服がうまれて、
ふたつめのたまごからはかわいい恋人がうまれて、
みっつめのたまごからは立派なお家がうまれて、

この白い丸いたまごの中にどんなゆめが眠っているのか、
わたしはわくわくしてぽんと割ってみたら、

それはいつものたまごでした。

たまごはたまご、ゆめはゆめ。
けれどどこかでつながっているのかもしれないね。

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ドーレア夫妻の作品のうち、日本見訳の『北極光のこどもたち』がどうしてもよみたくて、探しているところ。
ドーレア夫妻の作品のなかでは、『このひよこの・・・』が日本で出版されている絵本の中での一番新しいもの。と言っても1978年に出版されていたものを、2003年に再度出版したという形（ともに福音館）
素朴な民話風で、楽しい。
絵に、なんともいえない魅力がある。
石版画？と何化で読んだ記憶がある。
画面いっぱいにひろがる大胆な構図が良いなあ。

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たまごを売る前からたまごを売った後のことを考えすぎて、売るはずだったたまごを誤って落としてしまう。
その結末を、残念なことと思わない主人公がいい。

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おばさんはたまごの数を数えます。
これを売ってあれ買って、これ買って・・と夢は膨らむばかり。

まさに「とらぬ狸の皮算用」です。
最後は、やっぱり！

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そう、そんなにたくさんいらないよ。
私もよく捕らぬ狸の皮算用しちゃう。
１日に１個、卵を産んでくれるめんどりがいるなんて、
ほんとになんて幸せなことだろう。

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小さい時に読んでもらって強烈な印象を持った絵本のひとつ。
人生の色々なシーンにおいて、頭の中で『ひよこのかずはかぞえるな。』と自分に言い聞かせた経験が少なくない。笑 今の自分で満足する大切さを学んだ。

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初心者向けよみきかせ講座で知り、図書館で借りた。

にわとりを飼っているおばさんは、めんどりのうんだたくさんの卵を町へ売りに行く。
道中、卵の数を数えてはお金の勘定をして、妄想を膨らませていく。

途中で先がよめる。
7億じゃなくていいから宝くじがあたるといいのにと思いつつ、このおばさんほどの妄想力を働かせることができない。
私はカサカサした大人になってしまったのかも。
すぐそこにあるものに幸せを感じることは、いいことだと思う。
何かないと気づけなかったりするもの。
絵がきれいで、色々なものに顔があるのが楽しかった。

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子供の頃、自分が母からもらった絵本だったことを思い出し図書館で借りて読む。取らぬ狸の皮算用？こんなシュールな絵本だったとは。

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5分半

まさに「取らぬ狸の皮算用」　
卵を売りに行こうとして歩いていくのが暇になったおばさんが、どんどん想像を膨らませて農場主の奥さんにおさまるところまでいったところで、元手になるはずのたまごを全部落として割ってしまう。

がっかりしたけど、自分の今の身近な幸せに満足する。
というお話し。

おばさんの想像が膨らんでいくさまが面白い。
絵も複雑なところがないので、見やすい。

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たまごを売ったお金で…夢が広がる
けど、、、お約束な結果。
でも最後は今が幸せと終わる

リアルな絵とユーモラスな"おばさん"が微笑ましい