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- カテゴリ:幼児 小学生
- 発売日:2016/02/05
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:27cm/32p
- 利用対象:幼児 小学生
- ISBN:978-4-8340-8229-6
紙の本
きょうりゅうがすわっていた (こどものとも絵本)
君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは恐竜だった。毎日パパは恐竜にキャベツを食べさせたよ。クリスマスに小さなツリーを恐竜に見せていたら、下の方から声がして…。生まれてき...
きょうりゅうがすわっていた (こどものとも絵本)
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商品説明
君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは恐竜だった。毎日パパは恐竜にキャベツを食べさせたよ。クリスマスに小さなツリーを恐竜に見せていたら、下の方から声がして…。生まれてきた命を祝福する、やさしい空想物語。【「TRC MARC」の商品解説】
君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、巨大な恐竜だったんだ。それからパパは毎日、恐竜にキャベツを30個食べさせたんだけど、ある日、恐竜はパパを背中に乗せて歩き出した。連れて行ってくれたのは、君が生まれたばかりの病院だったんだ――。自分が生まれたときはどうだったのか、子どもたちは知りたがります。そんな疑問に、あたたかなユーモアでこたえる空想物語です。【商品解説】
著者紹介
市川宣子
- 略歴
- 〈市川宣子〉1960年神奈川県生まれ。「ケイゾウさんは四月がきらいです。」で小学館児童出版文化賞受賞。
〈矢吹申彦〉1944年東京都生まれ。グラフィック・デザイナー、イラストレーター。作品に「くるま」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年5月号より
書標(ほんのしるべ)さん
「きみがうまれたときのはなしをしようか。」
6歳の誕生日を迎えた息子へ父親が語りだしたのは、「きみ」が生まれるまでにあったとても不思議なお話でした。出産を控えた母親が病院にいた頃、マンションでひとり息子の誕生を待ち望んでいた彼のもとへ突然大きな恐竜が訪ねてきたのです。
何をするでもなく、ただ交差点の真ん中に座り込んだ恐竜は、辺りで騒ぐ人間たちにも知らん顔。それでも心配になった父親は、毎日キャベツを30個買って帰ると恐竜に食べさせ、うんちも捨てに行きました。やがて恐竜と過ごす日々が当たり前のようになった頃、ついに恐竜は立ち上がり、何故彼のもとを訪れ、動こうとしなかったのかが明かされます。
この絵本が初めて世に出たのは2000年に発行された月刊誌「こどものとも」12月号でした。それから15年の年月を経て書籍化されたこの本をひと目見た時、なんて美しい絵本だろうと思いました。イラストを担当された矢吹申彦さんは雑誌の表紙なども手掛けるデザイナーの方で、一枚一枚丁寧に描かれた絵はまるで画集を捲っているかのようですが、そこへ市川宣子さんの文が合わさることでひとつの世界が息づき、登場する生き物たちに命が宿るのです。
父親が息子に語りかける口調のままに、飾りなく優しく紡がれる言葉は、ときに読み手の首筋へ熱い恐竜の吐息を吹きかけ、大きな瞳に見つめられるのを感じ、冬の冷たい雨や静かな夜に身を包まれるのです。
これは空想のお話ですが、読み終えた後にふと、「あの恐竜はどうしているだろう」と思い、男の子と一緒に父親へ話の続きをねだってしまうような、素敵な絵本です。
紙の本
ふしぎなお話ですが
2018/12/19 09:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
きみがうまれたときのはなしをしようか ではじまるお話です。
6歳になった子供の、生まれた時の話をお父さんがしてくれるのですが、お母さんが病院に行っている間、ひとりで過ごしていると、まちにきょうりゅうがすわっていた。というのです。
きょうりゅうも、すわっている下で、たまごをあたためていました。
ふしぎなお話でしたが、息子が生まれたときのことを思い出し、感動しました。
とてもよいお話です。