「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:研究者
- 発売日:2019/04/08
- 出版社: 七月社
- サイズ:19cm/253p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-909544-05-6
紙の本
ケアを描く 育児と介護の現代小説
著者 佐々木 亜紀子 (編),光石 亜由美 (編),米村 みゆき (編)
外部から見えにくいケアの現場を、フィクションはどのように描いているのか。乳幼児、障がい者、高齢者を対象としたケアに焦点をあて、〈ケアをする/ケアを受ける〉人間関係を描いた...
ケアを描く 育児と介護の現代小説
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
外部から見えにくいケアの現場を、フィクションはどのように描いているのか。乳幼児、障がい者、高齢者を対象としたケアに焦点をあて、〈ケアをする/ケアを受ける〉人間関係を描いた小説を論じ、多様な価値観を発見する。【「TRC MARC」の商品解説】
長らく家庭というとじた領域で、主に女性によって担われてきたケア労働。介護の外部化や男性の子育て参加など状況は大きく変わりつつあるものの、密室育児や介護施設での虐待など、依然として問題は山積している。そのような、揺れるケアの現場を、フィクションはどのように描いているのか。小川洋子・多和田葉子・角田光代・三浦しをん・辻村深月・桐野夏生・金原ひとみなどを中心に、〈ケア〉というキーワードから現代小説に新しい光をあてる一冊。【商品解説】
目次
- はじめに──〈ケア小説〉から見えてくるもの/佐々木亜紀子・光石亜由美
- Ⅰ 育児をめぐる〈ケア小説〉──〈母〉と〈父〉の多様性
- 第1章 〈母親になろう〉とする母子たちの物語──角田光代『八日目の蝉』/光石亜由美
- コラム① ママ友たちのカースト──桐野夏生『ハピネス』『ロンリネス』/崔正美
- コラム② 〈イクメン小説〉のなくなる日──川端裕人『ふにゅう』・堀江敏幸『なずな』/光石亜由美
- 第2章 ケア小説としての可能性──三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』/米村みゆき
- コラム③ 定型化された「家族」のイメージを批評する──是枝裕和監督『万引き家族』など/米村みゆき
収録作品一覧
〈母親になろう〉とする母子たちの物語 | 光石亜由美 著 | 29−52 |
---|---|---|
ママ友たちのカースト | 崔正美 著 | 53−57 |
〈イクメン小説〉のなくなる日 | 光石亜由美 著 | 58−62 |
著者紹介
佐々木 亜紀子
- 略歴
- 〈佐々木亜紀子〉専門は日本近現代文学、国語科教育。共著に「〈変態〉二十面相」など。
〈光石亜由美〉専門は日本近代文学(自然主義文学、セクシュアリティ研究)。著書に「自然主義文学とセクシュアリティ」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む