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独裁者の学校 (岩波文庫)
暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起き…。ナチ時代を生き抜いた著者が、痛烈な皮肉で独裁...
独裁者の学校 (岩波文庫)
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商品説明
暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起き…。ナチ時代を生き抜いた著者が、痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを描いた戯曲。【「TRC MARC」の商品解説】
「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。【商品解説】
目次
- まえがき
- 登場人物
- 第一場
- 第二場
- 第三場
- 第四場
著者紹介
エーリヒ・ケストナー
- 略歴
- エーリヒ・ケストナー
Erich Kastner, 1899-1974. ドイツの児童文学作家、小説家、劇作家。代表作に『エーミールと探偵たち』『ぼくが子どもだったころ』『終戦日記一九四五』(いずれも岩波書店)など。
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痛烈な風刺がいまに響く
2024/04/29 19:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケストナーによる痛烈な風刺が効いた戯曲。
暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。
取り巻きの大臣たちは替え玉を使って権力の在に居続けようとするが・・・。
訳者である酒寄氏の解説によれば、ナチ政権時代に構想が始まった作品だそうだが、今も昔も変わらない腐った政治や組織のメカニズムを、ユーモアで浮かび上がらせていて、身震いする。