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シンボルの哲学 理性,祭礼,芸術のシンボル試論 (岩波文庫)
アメリカにおける記号論の礎を築き、芸術の哲学に発展させた、S.K.ランガーの古典的名著。シンボル機能の結実である言語、音楽、美術、神話、祭祇などについて具体的に詳説する。...
シンボルの哲学 理性,祭礼,芸術のシンボル試論 (岩波文庫)
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商品説明
アメリカにおける記号論の礎を築き、芸術の哲学に発展させた、S.K.ランガーの古典的名著。シンボル機能の結実である言語、音楽、美術、神話、祭祇などについて具体的に詳説する。【「TRC MARC」の商品解説】
シンボルを生み出し、これを操作することこそ人間と動物を区別するものであり、哲学に関心を抱くものは、その基礎をなすシンボルとその意味を認識しなければならない——。アメリカにおける記号論の礎を築き、これを芸術の哲学に発展させた古典的名著。シンボル機能の結実である言語、音楽、美術、神話、祭儀などを具体的に論じる。【商品解説】
目次
- 第三版への覚書き
- 一九五一年版への端書き
- 初版への端書き
- 第I章 新しい基調
- 全ての時代の特性はその問いかけにある——「創発的着想」その発生と衰退——ギリシャ哲学からの実例——キリスト教哲学の発生と枯渇——近代哲学の発生と枯渇——哲学的関心が技術的関心によって窒息させられる——数学だけが「抽象的」でありながら尊重される——数学はシンボルと意味の学——感覚所与(センス・データ)とその科学における解釈——データはシンボルであり、法則はその意味である——新しい主題、シンボルの力——「力動」心理学——記号論理学——若い「創発的着想」の行き過ぎ—— 一つの着想の「分野」制限——「新しい基調」の約束するもの
- 第II章 シンボル変換
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試論とあるからにはこれを進めた物も何かで書いてあるんだろうか?
2022/07/30 13:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大変読みやすいのですが、難しいとこに突っ込んでいきます。
シンボルとその作用。
お互いに映し合う鏡の球が網目に無数に連なる空間。
私たちはシンボルとして、世界を捉え、世界に己を編み込んでいく。
シンボルは一方で言語を産み、一方に音楽を生む。
自分自身を捉えることもシンボル化なのだろう。
ちょっと読むのに時間がかかったので、音楽について。
音楽は非言語的なものであり、言語のような意味の共有は稀である。
軍楽の太鼓なども含めた労働歌、動きに規律を生むものなどを別にすれば、言葉の意味などなきに等しい。
感動というのは、打ち震えるもので、泣くとかそういったことはついでであり、音の波であり、芸術である音楽は最も純粋に、感動を引き起こす術である。
私たちは共鳴する。
これは本書の一部分の感想に過ぎませんが、大変面白い。