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紙の本
つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて (角川新書)
著者 村松 聡 (著)
積極的安楽死は医療か殺人か。テロリストの逮捕か人質の命か。動物の苦痛か人間の不利益か−。〈正しさ〉が空洞化する世界で“筋を通す”ために、「正論」では片付かない現実のジレン...
つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて (角川新書)
つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて
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商品説明
積極的安楽死は医療か殺人か。テロリストの逮捕か人質の命か。動物の苦痛か人間の不利益か−。〈正しさ〉が空洞化する世界で“筋を通す”ために、「正論」では片付かない現実のジレンマに、現代の徳倫理が真正面から挑戦する。【「TRC MARC」の商品解説】
分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して "筋を通す" ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう!
◆積極的安楽死は認められるか?
◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か?
◆テロリストの逮捕か人質の命か?
◆安全基準か雇用の最大化か?
【徳倫理とは】
アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。【商品解説】
著者紹介
村松 聡
- 略歴
- 〈村松聡〉東京都生まれ。上智大学大学院修了。早稲田大学文学学術院文化構想学部教授。著書に「ヒトはいつ人になるのか」など。
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電子書籍
思慮
2024/03/19 16:19
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本的曖昧さ・いい加減さという柔軟さや動物への共感と少しの想像力といった話から、「すべき」倫理から「したい」倫理への転換にとっての徳倫理を潜在力の発揮によって実現しようとした書。