日本語をどう書くか
著者 著者:柳父 章
日本人は二つの日本語を使い分けている。古来受け継がれてきた日常の「話し言葉」に対し、外国文化を直訳し理解するために作られた人工の「書き言葉」。よい文章を書くには、その決定...
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商品説明
日本人は二つの日本語を使い分けている。古来受け継がれてきた日常の「話し言葉」に対し、外国文化を直訳し理解するために作られた人工の「書き言葉」。よい文章を書くには、その決定的な違いを知ることが不可欠だ。句読点や段落の切り方、語感の豊かな言葉選び、文末語の変化が生み出すリズムや余韻――。言文一致という幻想を疑い、ホンネとタテマエの文化的二重構造に切り込む。近代日本語の誕生から解き明かす異色文章読本。
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近代日本語の誕生から解き明かしてくれる異色の文章読本です!
2021/01/10 14:57
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、翻訳論・比較文化論を専門に研究され、『翻訳の思想』、『翻訳語成立事情』など著作を残された柳父章氏の作品です。同書の中で筆者は、「日本人は二つの日本語を使い分けている」といいます。それは、古来受け継がれてきた日常の話し言葉に対し、外国文化を直訳し理解するために作られた人工の書き言葉だそうです。よい文章を書くには、その決定的な違いを知ることが不可欠だと筆者は主張されます。句読点や段落の切り方、語感の豊かな言葉選び、文末語の変化が生み出すリズムや余韻など、言文一致という幻想を疑い、ホンネとタテマエの文化的二重構造に切り込んだ、近代日本語の誕生から解き明かす異色文章読本です。