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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/05/19
- 出版社: 講談社
- サイズ:24cm/95p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-219369-6
紙の本
ポール・スミザーの剪定読本 When,why and how to prune?
著者 ポール・スミザー (著)
でたらめに切られる日本の庭の木。これじゃあ、あまりにかわいそう…。イギリス人造園家ポール・スミザーが、庭木の剪定方法をイラストと写真でわかりやすく解説。座談会、対談も収録...
ポール・スミザーの剪定読本 When,why and how to prune?
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商品説明
でたらめに切られる日本の庭の木。これじゃあ、あまりにかわいそう…。イギリス人造園家ポール・スミザーが、庭木の剪定方法をイラストと写真でわかりやすく解説。座談会、対談も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の植物と自然をこよなく愛し、日本で活動するガーデンデザイナーのポール・スミザーは、自然と人が触れ合うことのできるナチュラルガーデンを提唱して、自然志向の新しい流れをつくる原動力となっています。
庭木はナチュラルガーデンを構成する要素として、宿根草やグラス類とともに重要な存在ですが、一度植えたら簡単に植え替えることはできません。したがって、植える目的や木の性質をよく知って種類を選び、植える場所や木と木の間隔を適切に取ることが大切です。
ところがポールは「日本の庭には木が多すぎる」と声を大にして言います。「もっと木を少なくすること」が必要で、花屋で衝動買いするなどして庭に木を植えすぎた結果、なんだか分からない魅力のない庭になっているのです。
ポールの自然流では、肥料や殺虫剤は用いません。与えるのは腐葉土かバーク堆肥のみです。これらを敷き詰めたり(マルチング)、シートを敷いて雑草を防ぎます。虫が来るのはむしろ歓迎すべきだとさえ言います。
そして剪定は冬に枝先を切る剪定よりも、夏に茂りすぎたら不要な枝を抜く「枝抜き」をすすめます。さらに日本の庭師があまり行わない、株元から切って木を再生させる「コピシング」を多用します。
これら従来の日本の庭師が教えてきた剪定法と一風違った、ユニークだが理論と経験に裏付けられた手入れ術を、きれいな写真と本人が描くイラストを駆使して、中級者~上級者向けの実用書とします。【商品解説】
目次
- イントロダクション
- 日本の皆さん、庭木に手をかけすぎていませんか?
- あなたはどうして木を切るのか?
- Part1:木そのものを楽しむなら、自然に学べ!
- Part2:目隠ししたいのなら地道にゆっくり!
- Part3:花を愛でたいのなら、急がば回れ
- ポール・スミザーとゆかいな仲間たち
- 1ツリークライマー安藤義樹
- 2プラントハンター荻巣樹徳
- 3北杜市オオムラサキセンター跡部治賢
著者紹介
ポール・スミザー
- 略歴
- 〈ポール・スミザー〉1970年イギリス生まれ。ランドスケープデザイナー。ホーティカルチャリスト(園芸家)。有限会社ガーデンルームス設立。著書に「ポール・スミザーの八ケ岳の庭12カ月」など。
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紙の本
剪定の本?
2016/07/23 23:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者のファンです。剪定の本ということで購入しました。
具体的なテクニックとかは殆ど書かれていないので、剪定を学びたい人が買うと肩透かしを食らいます。
ターゲットは初心者向けですが、剪定について書かれている部分については、初心者が読んでも理解出来ないと思います。
自分の言いたいことを書いただけのようですが、その言いたいことも「日本の庭は木が多過ぎる」程度のこと。
著者の考え方や実績には共感しているのですが、もう少し、役に立つ本にしてほしい。
紙の本
剪定の手引き書というより哲学書かも
2016/07/09 19:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
剪定読本と銘打っていますが、具体的な剪定の例をあげているページは半分ほどで、他は対談などです。一種類ごとの剪定のテクニックよりは、剪定をする上での心構えを説く本といった感じです。日本の自然を心から愛し、理解している著者ならではの一冊。
自然で美しい樹形を保つ方法、根本まで切る木、咲き終わった枝を切る木、剪定しない木、誘引して美しくなる木…など、大きなくくりで剪定の方法を覚えられます。剪定関係のプロフェッショナルたちとの対談では大きな視点で樹木、自然が語られています。