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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2002/06/14
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/340p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-273448-6
文庫

紙の本

OUT 下 (講談社文庫)

著者 桐野 夏生 (著)

【日本推理作家協会賞(第51回)】〔「アウト」(1997年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】ごく普通の主婦であった彼女たちがなぜ仲間の夫の死体をバラバラにした...

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OUT 下 (講談社文庫)

税込 792 7pt

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セット商品

OUT (講談社文庫)上下巻セット

  • 税込価格:1,71615pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

【日本推理作家協会賞(第51回)】〔「アウト」(1997年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

ごく普通の主婦であった彼女たちがなぜ仲間の夫の死体をバラバラにしたのか!?

主婦ら4人の結束は、友情からだけではなく、負の力によるものだった。その結びつきは容易に解け、バランスを欠いていく。しかし動き出した歯車は止まることなく、ついに第二の死体解体を請け負うはめになる。彼女たちはこの現実にどう折り合いをつけるのか。
大きな話題を呼んだクライム・ノベルの金字塔。【商品解説】

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みんなのレビュー217件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

OUTってなんだ!

2014/05/09 11:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夜間弁当工場で働く4人の仲間、雅子、ヨシエ、邦子、弥生の話。
それぞれに家庭の事情があり、また、生活に困窮している。
雅子は主人公で優れもの。
ヨシエは人のよいオバサン。
邦子は派手好き。
弥生は一見ナイーブだが以外と偏屈。
弥生が夫を殺し、それを他の3人が処分することから話が本題に入り展開する。
この本のタイトル「OUT」の意味を探しながら読み進んだが
具体的には書かれていなかった。
私は、現状からの脱出と理解した。
あなたはOUTをどう理解しますか?
読んで見て下さい。

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紙の本

トータルして面白かった

2019/05/29 17:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻ほどのスリリング感がなかったけれどもトータルすれば面白い話だった。
タイプの異なるパート女性がそれぞれの家庭環境を背負った中での犯行。自分なんかは職場の女性がらみを極力避けるタイプのため犯罪に手を貸すなどありえない話だけれどそれぞれの状況がもし自分だとと考えると加担するのかもしれない。。。

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紙の本

普通の主婦が抱く絶望感が恐いくらいリアルに伝わる

2004/02/09 13:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:茶太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品が海外の文学賞にノミネートされたというニュースを見て読んでみた。自分が昔、日雇いの工事現場で働いていた頃を思い出した。仕事は汚くてきつくて危険で暗くて賃金が安い。夢も希望も無くただひたすら自分を消耗し、絶望しかない日々…。そんな日々を思い出して重い気分になった。しかしそれだけ、この作品が現代社会に暮らす絶望感がリアルに描けているということ。

 前半は悪い夢にうなされるほどの恐怖を味わい、「こんなに凄い小説が日本にあったのか」と興奮気味に読んでいた。海外の文学賞も夢ではないと思った。しかし、終盤になるにつれてモンスターのような相手と対決姿勢を強めていき、非日常的な戦闘シーンになる頃にはすっかり興醒めしてしまった。もっと日常の中で主人公が追い詰められていく恐怖を味わいたかった。そういう意味では残念。ただ、自分の中では最近読んだミステリーはハズレばかりなので、その中ではかなりいい線いっていると思った。80%くらい納得した。

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紙の本

やっぱり怖い。。。

2020/03/03 01:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

段々と何者か分からない者に追いかけられている恐怖があって、読んでいると恐ろしかった。死体処理をしてからたかが外れた雅子とヨシエ。あの事件とは関係のないところで墜落していく邦子と弥生。作者の手腕だろうけど、上巻では思わなかったけど、下巻では邦子はもちろんの事、弥生がどうしても好きになれなかった。でもこういう女性が多いのがリアル。

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紙の本

リアルな作品

2002/06/28 09:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:asahi - この投稿者のレビュー一覧を見る

話としては猟奇です。でもただの猟奇小説でないのがやはり作家の力。
主人公やその他の登場人物がとてもリアルで、どこにでもいそうな主婦達。
でもみんないろいろな問題を抱えていて、どこか心が病んでいる。
きっかけは些細な家庭のいざこざから起きた殺人、これがまるでゲームをしているようにどんどん思わぬ展開になっていく。
最近現実でも驚くような事件が多いので、この小説も実際に起こったことかも知れないと錯覚してしまう。ただラストはちょっと劇画的で少ししらけた。もう少し抑えた恐怖をだしてもらったほうが効果があったかもしれない。

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紙の本

勧められて

2017/04/17 17:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白いからと知人に勧められて読んだ。
話長いし、ページが全く進まない。
ダラダラと半分くらいまでは読んだが、リタイヤ。
話を合わせるためにもラストを読んだが、フーン。
今度、他の本を勧められたらどうしよう。

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2004/09/22 10:12

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2004/10/02 21:16

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2004/11/30 15:44

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2004/12/11 10:30

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2005/09/29 06:24

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2005/10/24 21:36

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2005/10/26 23:23

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2006/01/08 12:33

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2006/06/10 20:28

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