- 販売開始日: 2021/06/21
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-523526-3
あなたにオススメの
著者 本谷 有希子
日常は最恐のコンテンツ。世界が注目する作家本谷有希子が描く、心底リアルな近未来!依存症多発時代にどっぷり浸かる人たちへ。「推子のデフォルト」子供達を<等質>に教育する人気...
あなたにオススメの
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
日常は最恐のコンテンツ。
世界が注目する作家本谷有希子が描く、心底リアルな近未来!
依存症多発時代にどっぷり浸かる人たちへ。
「推子のデフォルト」
子供達を<等質>に教育する人気保育園に娘を通わせる推子は、身体に超小型電子機器をいくつも埋め込み、複数のコンテンツを同時に貪ることに至福を感じている。そんな価値観を拒絶し、オフライン志向にこだわるママ友・GJが子育てに悩む姿は、推子にとっては最高のエンターテインメントでもあった。
「マイイベント」
大規模な台風が迫り河川の氾濫が警戒される中、防災用品の点検に余念がない渇幸はわくわくが止まらない。マンションの最上階を手に入れ、妻のセンスで整えた「安全」な部屋から下界を眺め、“我が家は上級”と悦に入るのだった。ところが、一階に住むド厚かましい家族が避難してくることとなり、夫婦の完璧な日常は暗転する。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
オススメの恐怖
2021/08/14 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
近未来の世界を描いた小説を続けて読んだせいか、あり得る世界であり、ある意味現在もほとんど足を踏み入れている状態なのかも。
カズオイシグロの「クララとお日さま」、平野啓一郎の「本心」とは大きく読後感は異なるものの、恐怖感を最後まで続く物語はさすが本谷さん。
あまりオススメできないが、怖いもの見たさで、誘われてしまいそう。