「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
小説こんにちは、母さん (講談社文庫)
神崎昭夫は、リストラ担当の人事部長として神経をすり減らし、家では妻から離婚を迫られている。そんな中、久しぶりに母が暮らす実家を訪れると、母の様子がどうもおかしく…。202...
小説こんにちは、母さん (講談社文庫)
小説 こんにちは、母さん
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
神崎昭夫は、リストラ担当の人事部長として神経をすり減らし、家では妻から離婚を迫られている。そんな中、久しぶりに母が暮らす実家を訪れると、母の様子がどうもおかしく…。2023年9月公開山田洋次監督映画ノベライズ。【「TRC MARC」の商品解説】
9月1日公開の映画「こんにちは、母さん」を気鋭の作家が小説化!
監督:山田洋次 出演:吉永小百合 大泉洋 永野芽郁 ほか
足袋職人の実家に馴染めず、会社人間として生きてきた神崎昭夫は、
リストラ担当の人事部長として神経をすり減らす日々。
家では妻から離婚を迫られている。
人生に戸惑いを覚えた昭夫がたどり着いた先は、
母の福江が一人住む東京・下町の我が家だった。
だが久しぶりの母の家での出来事が、傷心の昭夫をさらに悩ませる。
【商品解説】
著者紹介
小池 水音
- 略歴
- 1991年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2020年「わからないままで」で第52回新潮新人賞受賞。22年発表の小説第三作「息」が三島由紀夫賞候補に。著作に、同作とデビュー作「わからないままで」を収録した『息』(新潮社)がある。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
山田洋治らしい温かさを感じるノベライズ。
2023/10/25 13:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこにでもある何気ない普通さ、暮らし。その中で生きる人の楽しさや悲しさ、寂しさ、孤独を温かい目で見つめ受け入れるような気分になった。
観たいと思いつつ、映画を観られそうにないので、小説を購入。
映画では中々伝わりにくい登場人物の背景、心理描写、心の内が丁寧に描かれている。勿論、山田洋治の想いと一緒かどうかは分からないが、山田洋治の映画ならそうだろうと思える内容だった。
映画は映画で良さがあり、ノベライズはノベライズの良さがあると感じた。
映画は観ていないににも関わらず、吉永小百合と大泉洋が浮かび、なるほど映画なのだと思った。
感想は人夫々だけど、小津安二郎等松竹映画に流れる伝統のようなものも感じられ、読後感も良かった。ノベライズとしても成功だと思う。
映画も観てみたい。
しみじみ、ア~良かった。