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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2020/11/17
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/221p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-09-386600-2
読割 50
紙の本
私を月に連れてって
著者 鈴木るりか (著)
世捨て人の賢人がある日突然、恋に落ちる。その相手とは…。そして、その恋が、彼の生活、人格すべてを変えていき…。デビュー作「さよなら、田中さん」の名脇役が主役の表題作をはじ...
私を月に連れてって
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商品説明
世捨て人の賢人がある日突然、恋に落ちる。その相手とは…。そして、その恋が、彼の生活、人格すべてを変えていき…。デビュー作「さよなら、田中さん」の名脇役が主役の表題作をはじめ、「遠くへ行きたい」など全3編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
現役女子高生作家が紡ぐ、鮮やかな人間賛歌
★遠くへ行きたい
田中花実は、中学2年生になった。前作『太陽はひとりぼっち』からのバディ、佐知子とは相変わらず仲良し。ある日、二人は少女と出会う。よかれと思って少女のために行動した二人だが、思わぬところから、深い社会問題に踏み込んでしまう結果に。笑いあり、涙あり、生きることへの肯定感を滲ませる「るりかワールド」はより広がり、深みを増す。
★私を月に連れてって
デビュー作『さよなら、田中さん』、前作『太陽はひとりぼっち』でも、常に名脇役として登場する2階の住人・賢人が主役の物語。相変わらずむさ苦しく、世捨て人となっている賢人がある日突然恋に落ちる。そのお相手とは……?そして、その恋が、彼の生活、人格すべてを変えていく。賢人が見つけた鮮烈な「恋」の行方は……?
★夜を越えて
今作の『遠くへ行きたい』を受けて誕生した作品。授業の一環、職場体験で出会った「ぶーさん」。彼女は、花実のお母さん・真千子の昔を知る人物だった。実の娘の花実にすら一切を語らない、真千子の壮絶な過去の一端が紐解かれる。そこで描かれる真千子の少女時代。そして、その時代から続く熱い想い、絆に心が震える一編。
【編集担当からのおすすめ情報】
『さよなら、田中さん』、『太陽はひとりぼっち』の続編で、これまで登場した様々な人々の生き様が詰まった3編です。昨年のテーマが「太陽」で、今作品は「月」。デビュー作から続く愛すべき登場人物達のその後や現在。より広がり、深みが増した「るりかワールド」を、現役女子高生作家が描く人間賛歌を、堪能してください。ハッとさせられ、笑って笑ってじーんと涙する。そんな一冊です。どうぞよろしくお願い申し上げます。【商品解説】
目次
- 目次
- 遠くへ行きたい
- 私を月に連れてって
- 夜を越えて
収録作品一覧
遠くへ行きたい | 4−119 | |
---|---|---|
私を月に連れてって | 120−185 | |
夜を越えて | 186−221 |
著者紹介
鈴木るりか
- 略歴
- 〈鈴木るりか〉2003年東京都生まれ。3年連続で小学館主催『12歳の文学賞』大賞を受賞。「さよなら、田中さん」でデビュー。ほかの著書に「14歳、明日の時間割」「太陽はひとりぼっち」がある。
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電子書籍
昭和ネタのユーモアが炸裂
2021/03/27 22:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
田中さんシリーズ3作目。「パンツははいても人生は儚い」とか『瞬速』をねだられたのに『迅速』買ってきちゃったり。相変わらずのお母さんの軽妙な会話と天然さに思わず吹き出してしまう。とても高校生が書いてるとは思えない昭和感たっぷりのユーモアが私の世代にはツボにハマる。ついに河合奈保子まで出てきたよ。今回はそんなお母さんの子どもの頃の話が出てきて、なんか身につまされる。あと、前作『太陽はひとりぼっち』を読んでいると、今回登場する文代さんの素性がわかるんだけど、そんな彼女にぞっこんの賢人にハラハラ。
紙の本
天才とは汝が字
2020/11/19 16:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:takko - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずすばらしい!!
三日三晩頭をなでて賞賛の限りを尽くしたいです。
(ただのセクハラ迷惑でしょうが)
紙の本
何て凄いのだろう
2020/11/19 00:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かき - この投稿者のレビュー一覧を見る
デビュー作「さよなら田中さん」からのファンです。
花実とお母さんを始め、登場人物が生き生き描かれていて親近感が湧きます。
今作では、花実のお母さんの過去が語られており、かなりの衝撃でした。今後の展開が気になります。
鈴木るりかさんの書く文章は温かく人間味に溢れていて、時には自分が思っていることを代弁してくれていたり、前向きに生きるヒントをもたらしてくれます。
早くも次回作が読みたくて溜まりません。