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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/22
- 出版社: 新潮社
- レーベル: CREST BOOKS
- サイズ:20cm/718p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-590177-6
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
緑の天幕 (CREST BOOKS)
1953年のスターリンの死から1991年のソ連崩壊へ。人びとはそれぞれに夢を抱き、愛を求めては失いながら、抑圧的な社会の中で人間らしく生きようとし…。ロシアを代表する女性...
緑の天幕 (CREST BOOKS)
緑の天幕
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商品説明
1953年のスターリンの死から1991年のソ連崩壊へ。人びとはそれぞれに夢を抱き、愛を求めては失いながら、抑圧的な社会の中で人間らしく生きようとし…。ロシアを代表する女性作家による大河長篇。【「TRC MARC」の商品解説】
ソ連とは一体何だったのか? ロシアを代表する人気作家の大河小説、ついに完訳! いつも文学だけが拠りどころだった――。スターリンが死んだ一九五〇年代初めに出会い、ソ連崩壊までの激動の時代を駆け抜けた三人の幼なじみを描く群像劇。近年ではノーベル文学賞候補にも目される女性作家が、名もなき人々の成長のドラマを描き、強大なシステムに飲み込まれることに抗する精神を謳いあげた新たな代表作。【商品解説】
著者紹介
リュドミラ・ウリツカヤ
- 略歴
- 〈リュドミラ・ウリツカヤ〉1943年生まれ。モスクワ大学(遺伝学専攻)卒業。作家。「ソーネチカ」でメディシス賞、ジュゼッペ・アツェルビ賞、「クコツキイの症例」でロシア・ブッカー賞を受賞。
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電子書籍
読み通す価値があります
2023/07/14 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
分厚くて登場人物も多いため、なかなか手にとり難い本かもしれませんが、少し前のソ連邦時代の人々の暮らし、価値観、物の見方や考え方が丹念に描かれていて、どんなに厳しい世界だったかが伝わってくる興味深い本です。
この後、ソ連邦崩壊、市場経済移行期の大混乱、次々と変わる大統領等々をへて、やっとある程度安定して、そして…現在があるわけですが。
勿論、戦争は絶対してはならないし、一日も早く終結させて、今生きている人達を大切にして欲しいと思います。ただ、日本にいるとどうにも理解しがたい国であっても、現地の人はまた別の観点から見ているわけで、それぞれ事情もある。一方的に非難するだけでは解決策は見つからないのでは。
ウリツカヤ氏の本はどても素晴らしく、おすすめです。