紙の本
アニメの歴史が勉強できます。
2022/08/31 22:19
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投稿者:マンボ大将 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本のタイトル通り、日本のアニメーションの歴史を編年体で綴ったもので、大学の授業のテキストにでも使えそうな、少し固めの内容です。
紙の本
ひみつのアッコちゃん、大好き
2022/06/02 11:34
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は男として生を受け、異性にしか性的な興味をもてない少年時代、青年時代を過ごしたが、アニメに関しては、アトムよりもサリーちゃん(魔法使いサリー)だった、アッコちゃん(ひみつのアッコちゃん)も好きだった、なぜかは、いまだに不明だ
紙の本
アニメ100年史
2023/06/16 22:49
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメにとって象徴的な12の年をピックアップし、その年代を代表する作品や作家を中心に概説。明治から現在のアニメ大国となった日本アニメ100年史を振り返った労作。「鉄腕アトム」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「風の谷のナウシカ」「新世紀エヴァンゲリオン」といった作品は、時代を画し、動かしたほどの作品。一方、「君の名は。」は作品史に与えた影響もなく、興行収入だけで語られる程度のものとは。それにしても、宮崎駿は手塚治虫が亡くなった後に、手塚批判を繰り広げたとのこと。案外、卑怯で狭量な人物だと分かりました。
個人的には、「宇宙戦艦ヤマト」で熱狂し、そこで漫画アニメから卒業したため、ガンダムは知りませんし、ガンダム以降の流れはさっぱり分かりませんでした。ただ、最近はドラマよりもアニメを観ています。
電子書籍
アニメ
2022/10/28 01:19
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメの歴史についてはほとんど何も知らなかったので、すごく新鮮に感じました。少し前に、NHKの朝ドラで少し見た程度。まぁアレはフィクションですけと……。鉄腕アトムに、始まり、宇宙戦艦ヤマトそして、今も継続中のガンダム……
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アニメ作品史
2022/05/31 22:57
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黎明期の作品からネット配信が普通になった昨今の状況まで、日本のアニメの歴史を俯瞰する一冊。
解説は広く浅くという感じで淡々としています。偏っていたとしても、もう少し「熱」のこもったものが読みたかった。
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戦前のプロパガンダ、テレビ毎週放送を定着させた『アトム』、深夜枠を増やした『エヴァ』など、画期となる作品を取り上げ百年を描く
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<目次>
序章 1906年~アニメーションとは何か
第1章 1917年~3人のパイオニア
第2章 1945年~プロパガンダが技術向上をもたらす
第3章 1956年~東洋のディズニーを目指す
第4章 1963年~空を越えて
第5章 1974年~戦艦、目覚める
第6章 1979年~空前のアニメブーム
第7章 1984年~1000年後からの警鐘
第8章 1995年~最大の転換点
第9章 2006年~グローバリズムの光と影
第10章 2016年~揺るぎない長編アニメ大国
終章 2020年~リモートの時代
<内容>
網羅的かつ体系的に日本アニメの歴史を新書レベルでまとめたもの。資料的価値もあり、アニメを学びたいならまずこの本を読むべきであろう。
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いい意味で熱っぽくない冷静な通史で、タイトルから期待される内容はだいたい摂取できる。それでいて、「アニメーターの劣悪待遇は手塚治虫のせい」説にしっかり異論を唱えたり、終章では『エヴァ』以降アニメ史に大きく影響を及ぼすタイトルが出ていないことを危惧していたり、作者自身の考えもあるのが好印象。
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筆者の「これからの日本アニメは、今のままでいいのか、ガラパゴス化になりはしないか、クール・ジャパンと胡座をかいていて良いのか」というアニメ好きの気持ちを直接受け止める、熱い本だった。
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1899.7.20 『浅草仲見世』@歌舞伎座
Animationの訳語「凸坊(新画帖)」
凸坊会
北山清太郎
下川凹天(天活、)
幸内純一 三人とも漫画家
日活の誕生→体制強化
アニメ発展の要因
高畑勲 『信貴山縁起』などの絵巻物にある
『鉄腕アトム』→省略の美
木村白山
大正モダニズムと広告
前衛的なアニメーション作家
大藤信郎、政岡憲三(プロパガンダ分野で活躍)
村山知義
自主制作の荻野茂二
心理学者でもある乾孝
プロパガンダ
瀬尾光世
『桃太郎 海の海兵』
1952.7.31 東映動画の発足
魔法少女もの『魔法使いサリー』
草月アートセンターと実験アニメ
アニメラマ アニメーション+ドラマ
『千夜一夜物語』ら三部作
タツノコプロ→スタジオぴえろ、productionIG
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1906年 アニメーションとは何か
アニメとアニメーション
アニメーション前史
海外アニメーションの国内上映
1971年 3人のパイオニア
国産化を促したもの
見よう見まねの技術研究
大正期モダニズム
ディズニー台頭による拡大と模索
前衛の萌芽
1945年 プロパガンダが技術向上をもたらす
民主主義というプロパガンダ
テレビ放送開始による新たな可能性
1956年 東洋のディズニーを目指す
ディズニー長編の衝撃
魔法少年の誕生
1963年 空を超えて
アニメを作るために漫画を描いた
常識破りのテレビアニメシリーズ
鉄腕アトムがもたらしたもの
反手塚から生み出されたあしたのジョー
1974年
戦艦、目覚める
不動の問題作、宇宙戦艦大和
アルプスの少女ハイジ
1979年 空前のアニメブーム
劇場版銀河鉄道999
うる星やつら
1984年 1000年後からの継承
1995年 最大の転換点
2006年 グローバリズムの光と影
2016年 揺るぎない長編アニメ大国
2020年 リモートの時代
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アニメ作品史ですね。アトムをリアタイで見てきた人間としては、うまくまとまっているなと感心する。「アトム」「ヤマト」「ガンダム」「エヴァ」をアニメ史の中でのエポックとするのには異論はあるけど。いずれもテレビシリーズをあげており、しかもアトム以外は打ち切り作だからね。後出しジャンケン的なところはあるかな。でも「ガンダム」「エヴァ」ではアニメ作品のファンが制作側になるということに価値がある。またビジネスになったという意味でも。
それにしても、「虫プロ」の制作費の安さを糾弾していた宮崎駿の「ジブリ」で、アニメーターの給与が訴訟騒ぎになるなんて皮肉なもんだ。
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日本アニメの歴史を追った本。
戦時中は言論統制がひかれ好ましくない映像が規制されていたが、アニメーションは「動く絵により全てが鮮明であり印象が強くて記憶度が高い」として軍部が注目しスポンサーとなっていたことや、テレビアニメの登場によって作品ジャンルの拡大が起こったことなど数々のアニメの背景を知ることができた。
「アニメ」は日本で大きく成長した分野だが、今後については多くの課題が残されている。
例えば、海外でもAnime人気は高まっていたが今ほどアニメの海外輸出に積極的でなかったために海賊版が横行し、アニメ業界の人にその分の利益が還元されなかったこと、供給方法がDVDから配信へと移行し、Netflixを代表とする海外大手配信プラットフォームに切り替わったことなどである。
今後アニメ産業はどのような手を打つのか、それを考えるうえでも今の時代は重要な転換点だと感じた一冊だった。
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虫プロで『家畜人ヤプー』のアニメ化が企画されていたことを本書で知って驚いた。
あと、巻末の索引が充実していて良き。
終章は近年のネット配信と日本のアニメ界を問う感じで終わっているけれど、最近読んだ『映画を早送りで観る人たち』のことを考えると、作品そのものだけでなく視聴者の態度みたいなものも今後は考慮に入れることになるのかしら、と思う。
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筆者が書いているように、アニメ作品史であり、監督史観である。アニメについての卒論で、歴史を簡単に解説しているので、少し参考にするのはいいであろう。ただし、アニメの定義やアニメについての研究はほとんど記載されていないので、日本アニメの歴史を読み通すことにとどめておくのがいい。実際はyoutubeで動画を見せながら説明されるとより分かりやすいのであるが著作権上でむりがあろう。