サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 8件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/01/23
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/250p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-206524-6

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

珍品堂主人 増補新版 (中公文庫)

著者 井伏鱒二 (著)

風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭〈途上園〉に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂う−。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。自作解説...

もっと見る

珍品堂主人 増補新版 (中公文庫)

税込 902 8pt

珍品堂主人 増補新版

税込 902 8pt

珍品堂主人 増補新版

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.0MB
Android EPUB 3.0MB
Win EPUB 3.0MB
Mac EPUB 3.0MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭〈途上園〉に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂う−。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。自作解説エッセイ、紀行「能登半島」等も収録。【「TRC MARC」の商品解説】

風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭〈途上園〉に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂う――。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。表題作に自作解説エッセイ、珍品堂との買出し紀行を綴った一文を併せた決定版。巻末エッセイ・白洲正子 【井伏鱒二生誕120年】【商品解説】

風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭〈途上園〉に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂う――。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描く。表題作に自作解説エッセイ、珍品堂との買出し紀行を綴った一文を併せた決定版。巻末エッセイ・白洲正子 【井伏鱒二生誕120年】【本の内容】

収録作品一覧

珍品
珍品堂主人 11−189
この本を読んで−『珍品堂主人』 河上徹太郎 著 191−192

著者紹介

井伏鱒二

略歴
本名・満寿二。一八九八年(明治三十一)、広島県に生まれる。早稲田大学、日本美術学校を中退。一九二九年(昭和四)「山椒魚」「屋根の上のサワン」で文壇に認められる。三八年(昭和十三)、「ジョン万次郎漂流記」により直木賞を受賞。「鯉」「さざなみ軍記」「多甚古村」「丹下氏邸」「本日休診」(読売文学賞)「遙拝隊長」「集金旅行」「漂民宇三郎」(芸術院賞)「武州鉢形城」「黒い雨」(野間文芸賞)などの小説の他、詩集や随筆・紀行も数多い。六六年(昭和四十一)、文化勲章受章。九三年(平成五)没。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー8件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

昭和期に活躍され、様々な名作をこの世に残された井伏鱒二氏の傑作集です!

2020/08/01 09:36

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、「山椒魚」や「屋根の上のサワン」、「ジョン万次郎漂流記」、「黒い雨」など数々の名作を残された昭和に活躍された作家・井伏鱒二氏の作品です。同書は、風が吹かないのに風に吹かれているような後姿には、料亭「途上園」に夢を託した骨董屋・珍品堂主人の思い屈した風情が漂っていますという出だしで始まる物語です。善意と奸計が織りなす人間模様を鮮やかに描いた井伏氏の傑作です。同書には、「珍品」、「珍品堂主人」、「この本を読んで―『珍品堂主人』」、「珍品堂主人について」、「能登半島」、「巻末エッセイ 珍品堂主人 秦秀雄(白洲正子)」などのエッセイも収録されています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

胸を張れよ、珍品堂。

2021/09/08 03:47

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:123456 - この投稿者のレビュー一覧を見る

わけもわからぬうちに読み終えてしまったにもかかわらず、一体なんの話だったのか、話の輪郭すらはっきりしない。かと言って、単なるエンタメと割り切ったつもりでいると、時間をおいてまたじわじわと意識にのぼってくる。井伏の作品にはそういう印象のものが多いが、「珍品堂主人」もそんな小説の一つ。幻のようで、実は本質のようで。幻ついでに、井伏鱒二という人物自体が実は伝説上の存在だったりして、などとたわけた方向に考えが飛んでいったり。それは私だけですね。

 さて物語のほうは、成り行きの連続とともに話の筋も進んでいくという具合で、大きなテーマもなければ、文学上の仕掛けのようなものに突き当たることもない。多少の緊迫したシーンなんかもあるにはあるのだが、基本的には淡々と物語が進んでいく。

 ただ特筆すべきは、読み終えた時の清々しさである。奸策にはめられ、自分の築き上げたものを手放さなければならなくなった珍品堂の境遇を考えると、そこで清々しさを感じるというのは、本来ならば妙な話なのである。だが、おそらくそこにこそ、この小説のオリジナリティーがあるのではないだろうか。

 この清々しさは何なのだろうと、長いこと不思議に思っていたのだが、ある時なんとなく思い当たったことが一つだけある。
 この物語は、実は人間の成長を描いた物語で、人の成長の経過を目の当たりにした時におぼえるあの感動こそ、読後の例の清々しさの正体なのではないか、と。

 成長の物語だなんて、珍品堂はページの表面から加齢臭がこみ上げてきそうな程のいいおっさんじゃないか、と考えてもみた。しかしよく考えてみれば、成長というのは必ずしも若者だけの特権とは言い切れないのである。昔聞きかじった話だが、発達心理学では、人の精神的成長というものを年齢に関係なくどの年代においても獲得しうるものと考えているらしい。
 珍品堂が料亭の経営に奮闘すれば、こちらもやはり熱くなる。女中たちを守ろうとして正義感を見せれば、おおいにやれと応援したくなる。奸策にやられてしまえば、無言で肩をなでてやりたくなる。物語に幕が引かれ、元の木阿弥に戻れば、なんだか清々しい気持ちになる。例え元の木阿弥に戻ったとしても、そこにいるのは、実際に挑戦を経験した珍品堂だからだ。

 そもそも珍品堂は、決してできた人間とは言いがたく、幼児性の強い人間とも思われる。奥さんを放っておいて骨董にうつつを抜かしたり、勝手に銀座の女のところに行っては面倒なことを持ち帰ったり、骨董仲間とひどい喧嘩なんかもしたり。
 そしてここはかなり重要ではないかとおもうのだが、骨董やら女やら、この物語のキーになっているものは、ことごとく欲求が絡んでくるものばかりなのである。つまり、そもそもが欲求が絡むと抵抗出来ない人間として、珍品堂は描かれている。
 その珍品堂が経営に乗り出せば、金、女、趣味、と、見事に欲にとりまかれることになる。
 そんな珍品堂が心を改め経営に乗り出し、乗り出したついでに正義心なんかも芽生え、最後の最後に海千山千の敵の前に敗れてしまう。
 やはりこの小説の一番の魅力は、珍品堂の人としての成長というところなのだろう。人間、いつからでも成長可能らしい。敗れた珍品堂の背中に、たとえ哀愁を感じたとしてもそれほど心配する気にならないのは、やはりそういうことなのではないだろうか。
 最後に一つ、珍品堂は念仏を唱えるのだけは得意らしい。このあたりの人物描写に、井伏ならではのものを感じる。秀逸だと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2018/05/17 21:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/05/30 15:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/11/08 10:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/03/29 08:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2023/12/26 15:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/04/15 16:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。