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紙の本
白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険 (ARCHIMAGE GARRET’S APPRENTICESHIP)
著者 川添 愛 (著)
魔法使いに弟子入りした少年が、奇妙な「遺跡」と奇妙な「言語」に出会う。それらに隠された秘密に迫っていくと…。情報科学・数学・認知科学における重要な理論の基本的な概念を、冒...
白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険 (ARCHIMAGE GARRET’S APPRENTICESHIP)
白と黒のとびら
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商品説明
魔法使いに弟子入りした少年が、奇妙な「遺跡」と奇妙な「言語」に出会う。それらに隠された秘密に迫っていくと…。情報科学・数学・認知科学における重要な理論の基本的な概念を、冒険物語の形式で解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
魔法使いに弟子入りした少年ガレット.彼は魔法使いになるための勉強をしていくなかで,奇妙な「遺跡」や「言語」に出会います.最後の謎を解いたとき,主人公におとずれたのは…….あなたも主人公と一緒にパズルを解きながら,オートマトンと形式言語という魔法を手に入れてみませんか?
<strong>新井紀子氏・推薦</strong>
「すべての誤解は『辞書さえあれば言葉の意味なんてわかる』という思い込みから始まる.その当たり前だが受け入れがたい事実を,本当の意味で教えてくれる本.」
※<strong>本書のプロローグと第1章を<a href="http://www.utp.or.jp/topics/files/2013/shirotokuronotobira.pdf">こちらのPDFファイル</a>(4.53M)で読むことができます</strong>.ぜひご参考ください.【商品解説】
目次
- プロローグ
- 第1章 遺跡
- 第2章 帰郷
- 第3章 復元
- 第4章 金と銀と銅
- 第5章 坑道の奥で
- 第6章 祝祭
- 第7章 呪文
- 第8章 対決
- 第9章 不毛な論争
著者紹介
川添 愛
- 略歴
- 〈川添愛〉九州大学大学院にて博士号(文学)取得。国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理。
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紙の本
是非読んで欲しい、おすすめの一冊
2013/05/18 04:26
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝凪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
偉大な魔術師の弟子である少年が、様々な冒険を通じて成長していくファンタジー小説です。
ただの小説と違って、物語の根幹には数学や情報科学のオートマトン理論が深く関わっています。
とは言っても、お堅い内容ではなくゲームブックのような面白さがあり、わくわくしながら読み進めることができます。
ストーリーもよくできていて、主人公の少年の成長、師弟の絆が印象的に描かれています。
根底にある理論を知っている人も知らない人も、理論に興味がある人もない人も楽しく読むことができる、稀に見る名著だと思います。
書店でたまたま目にしたとき、タイトルの「白と黒のとびら」と「オートマトンと形式言語」が結びつかず、どういう内容なのだろうと思って少しページを繰ってみました。
そして「この本は絶対面白いに違いない」と思い、その場で購入しました。
この本にめぐり合えたのは、本当に幸運だったと思います。
このレビューを見た人も是非読んで欲しい、おすすめの一冊です。
紙の本
リベンジ
2017/02/06 15:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代、オートマトンがさっぱり理解できなかったので、リベンジのつもりで手に取りました。物語仕立てで読みやすく、最後まで読み進めるのが全然苦になりませんでした。
収穫は、学生時代の誤解がひとつ解けたことです。オートマトンを発明した人は、コンピューターを作るつもりではなかったのです。言語を言語と言語ではないものを区別するメカニズムを探していたのです。この点を学生時代に理解していたら、私の人生が少し変わっていたかもしれないと思いました。もっと早くに出会いたかった一冊です。
紙の本
RPG好きな人にオススメ!
2016/12/15 15:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルイージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラクエ的なRPGをパロディにしたような感じ。ファンタジーに一片の真実を織り交ぜて構成しており、楽しみながら学べるのは大変面白かった。たまたま同時期に、山田孝之主演の「勇者ヨシヒコと魔王の城」を見てて、なんかイメージが重なった(笑)
紙の本
雰囲気がわかる
2023/05/07 13:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イ! - この投稿者のレビュー一覧を見る
オートマトンについてはまだ不勉強なところが多く、なかなか専門的なことはわからないが、雰囲気を掴むには最適な書籍。
紙の本
思い切った入門書
2017/04/18 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:arctan - この投稿者のレビュー一覧を見る
形式言語理論をファンタジーにするというのがまずびっくり。
そして解説ページがなく、最初から最後までファンタジーとして進む思い切った構成!
ちゃんと物語として面白いです。
これだけで形式言語理論が学べるというわけにはいきませんが、普通の入門書ならいくらでもあるわけで、これはこれで良いものですね。