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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.12
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:20cm/394p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-208878-9
新書

紙の本

祝宴 (Hayakawa Novels 競馬シリーズ)

著者 ディック・フランシス (著),フェリックス・フランシス (著),北野 寿美枝 (訳)

マックス・モアトンは史上最年少でミシュランのひとつ星を獲得した若きシェフ。ニューマーケット競馬場の近くにみずからがオーナーのレストラン“ヘイ・ネット”を構えている。平日な...

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祝宴 (Hayakawa Novels 競馬シリーズ)

税込 2,090 19pt

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商品説明

マックス・モアトンは史上最年少でミシュランのひとつ星を獲得した若きシェフ。ニューマーケット競馬場の近くにみずからがオーナーのレストラン“ヘイ・ネット”を構えている。平日なら1週間以上、週末は1カ月前には予約が必要な人気店だ。ロンドン進出のオファーもあり、前途は洋々だった。しかし、彼が料理を担当した伝統の2000ギニーレースの前夜祭で食中毒が発生すると、将来に暗雲が立ちこめる。店の常連だった競馬界の有力者が次々と激しい腹痛と嘔吐に襲われ、〈ヘイ・ネット〉の厨房は食料基準局によって閉鎖されてしまう。マックス自身も毒に冒され、ベッドの上でのたうち回るはめに。彼と店のスタッフはつねに清潔を心がけ、食材の選定にも心を配ってきたはずだが…。必死に築き上げた評判も、このままでは地に落ちる。しかもレース当日、マックスは競馬場の貴賓席で催されるスポンサー企業のパーティをまかされていた。弱った体でなんとか料理をこなしたが、パーティ会場で爆弾テロが発生し、多くの死傷者が!前日の食中毒と爆弾事件になにか繋がりがあると直感したマックスは、汚名返上のため調査を開始する。『再起』で奇蹟の復活を遂げた人気シリーズの最新作がはやくも登場。【「BOOK」データベースの商品解説】

若く野心的なシェフが起こした食中毒と、伝統の2000ギニー・レース当日に発生した爆弾テロの関連は? 汚名返上のため、事件の解決を誓ったシェフは、背後にある巨悪に果敢に迫っていくが…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ディック・フランシス

略歴
〈ディック・フランシス〉1920年英国生まれ。障害競馬の騎手として第一線で活躍し57年に引退。「女王陛下の騎手」で作家デビュー。アメリカ探偵作家クラブ賞など受賞多数。著書に「本命」など。

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

はたしてこれを競馬シリーズといっていいのか、とは思います。それと男女の仲になるのが今までになく安直なわけです。その分、★を一つ減じました。『再起』のほうが出来としては上。でも充分面白い作品ではあります

2008/04/17 19:45

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

カバーや帯の表記について、以前文句を書いたことがあります。売るためにあえてノンシリーズを書かなかったり、同じシリーズなのに他社から出たものについては触れなかったり、旧作を改題したものであることを伏せたり、食品の表示とは違って安全・安心に繋がらないからって、そういう意図的なダンマリは問題があると。
この見解については、「そういう断りを入れる必要はない」「だれが明智小五郎がでないからといって乱歩の作品に失望するか」「お前の読みが甘い」といった反論がありましたが、そうでしょうか。子供のころ、明智小五郎が出てくるとばかり思って手にした本に、大好きな名探偵が登場しないことにガッカリしたことはありませんか?
なぜ、講談社は森博嗣の厖大な作品群をシリーズ別にまとめ、カバー後ろの紹介に今回の話がどのシリーズにあたるかを明記するのでしょう。正しいシリーズ情報を明記することは、実は当たり前のことなのです。どうも早川書房はここらのことを理解していないのではないかと思って書いたわけです。
そこをあえて無表記で売ろうっていうのは、嘘をつかないかわりに黙っているというのと同じで、やっぱり商道徳に反するだろ、なんでそんなに出版社の肩を持つわけ、そういう仲間褒めが、書評に水を差すっていうのがわからない?とエラソーに書いたのはこの本のカバー折返し文に?というところがあったからです。ちなみに、内容紹介としては文句のないものです、はい。

マックス・モアトンは史上最年少でミシュランのひとつ星を獲得した若きシェフ。ニューマーケット競馬場の近くにみずからがオーナーのレストラン〈ヘイ・ネット〉を構えている。平日なら1週間以上、週末は1カ月前には予約が必要な人気店だ。ロンドン進出のオファーもあり、前途は洋々だ。
しかし、彼が料理を担当した伝統の2000ギニーレースの前夜祭で食中毒が発生すると、将来には暗雲が立ちこめる。店の常連だった競馬界の有力者が次々と激しい腹痛と嘔吐に襲われ、〈ヘイ・ネット〉の厨房は食料基準局によって閉鎖されてしまう。マックス自身も毒に冒され、ベッドの上でのたうち回るはめに。
彼と店のスタッフはつねに清潔を心がけ、食材の選定にも心を配ってきたはずだが……。必死に築き上げた評判も、このままでは地に落ちる。
しかもレース当日、マックスは競馬場の貴賓席で催されるスポンサー企業のパーティをまかされていた。
弱った体でなんとか料理をこなしたが、パーティ会場で爆弾テロが発生し、多くの死傷者が! 前日の食中毒と爆弾事件になにか繋がりがあると直感したマックスは、汚名返上のため調査を開始する。

『再起』で奇蹟の復活を遂げた人気シリーズの最新作がはやくも登場!

さてさて、気になるのは*以降の部分。「『再起』で奇蹟の復活を遂げた人気シリーズの最新作がはやくも登場!」という一文です。『再起』は2006年に邦訳がでた、元騎手の調査員シッド・ハレーを主人公とするシリーズものです。誰が読んでも、ハレーが再び登場するお話のではないでしょうか。無論、なぜハレーの名前が案内文にないのかは常に疑問として頭に残りますが。

で、断っておきますが今回の『祝宴』は、シッド・ハレーものでは全くありません。競馬は限りなく背景に近い、一種の料理ものといったほうが正しい気がする物語です。そういう意味でカバーの「競馬シリーズ」という表記も違う気がしますし、それだけでハレーシリーズとは書いていない、と強弁するのは、看板に偽りあり、ではないでしょうか。

ただし、それと中身が面白いか否かは全く別の話であることは、私も承知していますし、このお話も十二分に面白いものであることは間違いありません。とくにマックスとキャロラインの恋物語については、ちょっと簡単にことが運びすぎる部分で引っ掛かりはするものの、恋よりはオケの仕事を優先する部分も考えれば、バランスが取れているかなと思います。

話の流れはカバーの文以上いうことはないので、恋する二人を中心に登場人物紹介をしましょう。

主人公はマックス・モアトン、31歳の独身男。あまり容姿についての描写がないし、この歳までの恋愛体験が描かれることもないので、特にイケメンというわけでもなさそうです。七年前、史上最年少でミシュランのひとつ星を獲得したレストラン〈ヘイ・ネット〉のオーナーシェフです。競馬との繋がりは、13年前に自動車事故で亡くなった父親が障害旗手を引退後、競馬調教師として成功していたところにあります。

ひょんなことから主人公を告発することになるのがヒロインのキャロライン・アストン、20代のヴィオラ奏者で独身です。年齢は明記されてはいませんが、大学を卒業し、友人が既に結婚していることなどから考えれば25歳くらいでしょう。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団で演奏していて、マックスが料理を担当した伝統の2000ギニーレースの前夜祭では、弦楽四重奏団の一員として会場にいて、食中毒にかかります。

トビィ・チェインバーズはマックスの10歳年上の異父兄で、父親あとを継ぎ調教師となり、家も継いでいます。彼の妻がサリィで、二人の間には、二人のこともがいます。マックスとトビィの間には反目こそありませんが、マックスが兄の家となった実家に顔を見せることは殆どありません。

マックスの仕事関連で言えば、ビジネス・パートナーのマーク・ウィンサムがいます。30代の起業家で、利益を重視する立場を堅持しながら、苦境にたったマックスを信頼し続けます。ウィンサムの弁護士で、際どいジョークを言ったり違法スレスレの行為をするのですが、善人というのがバーナード・シムズ。いい味を出しています。もしかするとこのお話の隠れたMVPといっていいかも。
 
カール・ウォルシュはマックスが経営するレストラン〈ヘイ・ネット〉のアシスタント・シェフです。有能なシェフのようで、若いマックスに使われていることに不満を持ち、店を自分で切り回したいと思っていますが、管理能力に難がありなかなか夢が叶いません。でもマックスにとってはよき協力者です。

タイトルなしの全20章にエピローグ、北野 寿美枝の訳者あとがきがつく構成で、著者名にフェリックス・フランシスとあるのは、今までもディック・フランシスの制作に協力してきた息子さん。今回はじめて名前が出た経緯については、訳者あとがきに簡単に書いてあります。

カバーデザインは、ハヤカワ・デザイン、カバー写真はAlamyImages/PPS通信社。そこにカバーフォーマット 辰巳四郎、と故人となった辰巳の名前があるのは、彼のデザインが好きな私には涙もの。カバーの内容紹介には文句をいいましたが、辰巳への配慮にはただただ頭が下がります。少なくとも彼が作ったカバーフォーマットは、あと10年は不動でもいいのではないでしょうか。

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紙の本

主人公がミシュランの星をもらっているシェフというのは、偶然だろうね

2008/03/31 19:49

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 落語に「三題噺」という手法がある。一見して無関係な「題」を三つ、観客に出してもらい、噺家が即興(といっても、30分程度の猶予はある)で噺を作る。しかし作った噺は、「題」が本筋に密接に関係していなくてはならないという厳しいルールがある。古典の名作だと言われている「芝浜」、「鰍沢」も「三題噺」として作られたのだという。本書の「題」はというと「食中毒」、「爆弾テロ」、「ポロ」だろうか。客(読者)が出題したのではないが、三つの「題」がどのようにつながるかはわからない。おそらく9割がた読まなければ、事件の真相は見えてこないだろう。「Who done it」、「Why done it 」-本書は、二つの謎が絡み合っている。ただし本格ミステリではないから、必ずしも「注意深く読めば、読者が自分で謎は分かるヒント」はないけれど。
 前刊の『再起』から訳者が代わった。そして本書からは子息のフェリックスと共著になっている。どことなく、文章の醸し出す雰囲気が変わったのはどちらが原因だろうか。前刊では菊池光氏のムードを壊さないように、意識して真似ていたが、2回目となると、どうしても自分流が出たのか。それとも、本書でフェリックスが入ったため、原書そのもののボイスが微妙にずれたのか。もっとも、苦情を言うほどではないし、第一、どこと指摘できないのだから、もしかしたら私の“偏見”なのかも知れない。

 さて、主人公はミシュランの星を獲得しているシェフ。彼が食中毒らしき症状で苦しんでいるところから始まる。集団食中毒だとしたら原因はなぜなのか。2000ギニーの前夜祭の出張料理だったが、メニューには食中毒の原因となる食材はなかった。2000ギニー当日、体調不良の体に鞭打って、ボックス席の客のために料理を作り、サーヴィスしていたら、ボックス席に爆弾が仕掛けられていて、大勢の人が犠牲になった。誰が標的なのか。二つの事件は何か関連性があるのか。謎が謎を呼ぶ。

 そうそう、最初は食中毒の被害者として登場する女性のヴィオラ奏者が、主人公と恋仲になるというのは、あまりにも“ゆるすぎ”だと思ったら、最後に来て、謎解きには関係ないけれど、立ち回りには必要な人物でした。

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2008/06/06 15:57

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2010/09/10 11:42

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2008/02/21 09:34

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2008/04/20 17:14

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2013/10/29 17:05

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2018/01/08 16:08

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2020/03/20 11:05

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2021/10/09 10:52

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2024/03/17 07:41

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