電子書籍
ありがとうって言えたなら
著者 瀧波ユカリ
決して仲のいい母娘じゃなかった。だからこそ、今、お母さんに伝えたいことがある――。余命宣告、実家の処分、お墓や遺影のこと、最後の旅行、そして緩和ケア病棟へ。「母の死」を真...
ありがとうって言えたなら
ありがとうって言えたなら
商品説明
決して仲のいい母娘じゃなかった。
だからこそ、今、お母さんに伝えたいことがある――。
余命宣告、実家の処分、お墓や遺影のこと、最後の旅行、そして緩和ケア病棟へ。
「母の死」を真正面から描いた、涙なしでは読めないコミックエッセイ。
***
「すい臓のほうに何かあるって」。
大阪で暮らす姉から、エネルギッシュで毒舌でコワモテの美人の母が、余命1年のすい臓がんだと告げられた。
釧路で一人暮らしをしていた母は、看護師をしている姉の元へ身を寄せ、通院と治療が始まった。抗がん剤の副作用や痛みに気分が浮き沈みし、母のイライラは最高潮。心はガチガチに閉じていて。
余命宣告、実家の処分、お墓や遺影のこと、家族総出の最後の旅行、そして、緩和ケア病棟へ。誰もが経験する大切な人との別れは、想像と違うことばかり……。
決して仲のいい母娘じゃなかったかもしれないけれど、だからこそ、今、お母さんに伝えたいことがある――。
思わず「お母さん」ってつぶやきたくなるコミックエッセイです。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
「ネタバレ」母が膵癌で亡くなるまでの一年の出来事を描いた作品
2020/02/18 11:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:et.et. - この投稿者のレビュー一覧を見る
エネルギッシュで綺麗 反社会的勢力の親分の女と間違われるような母
主人公は漫画家の娘である妹 姉は看護師
母は釧路で一人暮らし 主人公は札幌 姉は大阪
父は脳卒中で3年半の闘病後亡くなっている
母は膵癌ステージ4a
余命一年ほどと聞きショックを受ける主人公 どう母にいったものやら
結局闘病は大阪で 姉がほとんど面倒を見ているのだが
なぜか姉を評価しない(感謝しない)母 (あとで理由が分かるのだが)
抗癌剤の副作用 ストレスで時々きれるものの 冷静な母
しかし ガチガチに閉じている母
ドラマのように「きてくれてありがとう がんばるよ」とすすんでいかないことに焦る主人公
家族の葛藤 母の変化
死の受容のプロセス
「否認」「怒り」「取引」「抑うつ」「受容」っていわれているけれど
そんな本で見るのではない家族の歴史の記録
ブライアン フィース著書『母のがん』が海外ではいくつもの賞をとっているグラフィック・ノベルであるが、同じ母の癌を描いたこの作品の方が個人的に心に残る
できるだけのことをしてあげたいけれど
家族もいろいろな葛藤があり、それが母の希望とマッチするか
など
どの家族にでもありそうなことを描いています
「あんたたちは私の望むことだけをしてくれればいいから」
と強く言い切れるお母さん 家族にはそう言うけれど他人にはまた別の顔
最後まで諦めない母
もういいよ お母さん十分にがんばったよ でもまだ頑張っている人に
そんなこといえないよ
と言うのが表題なので 疎遠になって看病から逃げてしまった話ではありません
お母さんも家族も 全力をつくして
ある意味やり遂げた感があって そしてその後、前向きに家族が生きていく
そんな話でした
闘病中の人にも、その家族にも
なにか参考、支えになりそうな本でした
紙の本
親を失くすこと
2018/08/17 10:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
親との別れを繊細に描いた傑作だと思う。
ガンの辛さが伝わって来た。
親が弱っていくのはつらいなと改めて感じた。
紙の本
ありがとうって、言いたい。
2023/06/16 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母様の癌発覚、余命宣告から看取りまで、娘さんの体験談。
重いテーマ。
それをマンガという形で読みやすく。
母娘関係が我が家と似ていて、気になったため、手に取ってみたこちら。
軽妙な語り口に救われました。
電子書籍
すい臓ガンは
2021/03/21 15:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
星野仙一さんをはじめ、有名人の方も大勢亡くなっています。私の親戚にも……。そう思うと、この本は、ひしひし身にしみて……。胃ガンや肺癌のように毎年、市民検診があれば……と思います。でも……親が突然、余命宣告されたら、辛いですね……
電子書籍
お姉さんが立派
2018/05/28 22:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
お姉さんが立派すぎる。
すぐさま大阪の自分のとこに引き取ると決めたのもすごい。
やんちゃざかりの子供抱えながらの介護。
しかもお母さん、お姉さんに対しては文句ばっかり言ってたんだよね・・・
報われない・・・
看護師ならどういう風に亡くなっていくのかも予想ついただろうし、精神的につらかったのは作者よりもお姉さんの方じゃないだろうか。
しかし呼びかけるのに離婚した父親の話させようとするのは酷いと思った。
そんな忌み嫌ってた相手なんて死ぬ間際に思い出させてやるなよ・・・
電子書籍
お母さん
2020/11/29 08:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お母さんが余命宣告されてからの一年間を描いていて、弱っていく様子などリアルで、切ない気持ちになりました。