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お姉さんが立派
2018/05/28 22:45
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
お姉さんが立派すぎる。
すぐさま大阪の自分のとこに引き取ると決めたのもすごい。
やんちゃざかりの子供抱えながらの介護。
しかもお母さん、お姉さんに対しては文句ばっかり言ってたんだよね・・・
報われない・・・
看護師ならどういう風に亡くなっていくのかも予想ついただろうし、精神的につらかったのは作者よりもお姉さんの方じゃないだろうか。
しかし呼びかけるのに離婚した父親の話させようとするのは酷いと思った。
そんな忌み嫌ってた相手なんて死ぬ間際に思い出させてやるなよ・・・
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【あの毒舌コワモテ母が余命一年だなんて……】決して仲のいい母娘じゃなかった。だからこそ、今伝えたいことがある――。「母の死」を描いた涙なしでは読めないコミックエッセイ。
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自分の母親のことって大好きだけど、大好きだけではいられない人も多いんではないか。関係が近しく本音でぶつかる事も多い分相手のいいところも悪いところもダイレクトにやり取りする関係。
特に瀧波さんの母親はパワー溢れる情にも厚い個性的でもある方だったので尚更だと思われた。
瀧波さんの母親が病を発見されてからの余命の日々が瀧波さんの視点から描かれている。実際の介護はほぼお姉さんの家庭において(個人的にこのお姉さんはマジ菩薩か天使かというくらいの献身ぶりだと思った。職業柄なのか元々の性格なのか)なので、実際身体を動かすような介護ではないけれど、精神的にもかなり消耗する期間だったようだ。
親が老いてきたという現実に気付き始めた30代40代の娘には深く突き刺さる内容ではないかな。
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一年前に亡くした弟と母、特に母との最後の数日を思い出しました。それぞれの家族にそれぞれの物語があるけれど、作者の方の混乱や喪失感がとてもよくわかりました。
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母の命日に買って読む。
(2018/04/04)
連休さいごの月曜、昨年父を送った日を思い出して読む。
(2018/10/08)
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自分も、母を胃がんで亡くしているから分かるところは分かる。(よく分かるなんてとても言えない)
あの時のいっぱいいっぱいな感じと、それは世間的には共感されないからひたすらただ頑張り続けるだけな状態。
あの時、本当は何を考えていたかなんてわかるからこそ自分が死ぬのが怖いんだなぁ。
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毎日欠かさず化粧をしていた美しいおかあさんが、末期の膵臓癌で余命10ヶ月。
絵に描いたような優しいお母さんじゃなかったかもしれないけど、
余命宣告を受けてから、お母様が亡くなるまでの実話を基に描かれています。
・病気と向き合う姿
・生死への考え方
・両親の最期を看取る
母が居なくなるなんて、とてつもなく悲しい。想像するだけで泣けてくる。自分より先に旅立ってしまうと当たり前にわかってるつもりだけど、家族って理屈じゃないから、重ね合わせてポロポロ泣きながら読みました。
出来るだけ長生きして、出来るだけ健康で、出来るだけ笑っていてほしい。
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著者のお母さんがすい臓がん宣告をされてから、亡くなるまでのお話。
涙腺崩壊。
著者も、お姉さんも、お母さんも皆んな頑張った。
ほんと、頑張った。
宣告からの過程は、2016年にガンで亡くなった伯母とそっくりで、読んでいて、伯母と著者のお母さんが重なった。
著者のお姉さんは、最期までお母さんに子供扱いされて、キツく当たられていたが、亡くなった伯母の場合は、その人物が自分の母だった。
読みながら、どうしても、その時期のことを思い出し、作品の中のお母さんに伯母を重ねて読んでしまったことが涙腺崩壊に繋がっている。
そして、いつか、自分の母も。と、思うと、また涙腺崩壊をする。
肉親って、近すぎるし、いろんな感情が雁字搦めになっていて、他人のことならわかることもわからず、他人にできることもできないことが多い。
でも、ありがとう。
言えるうちにたくさん言っておきたい言葉だなと思う。
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娘が「すごくいい!」と貸してくれた
やはり三十代には響くのかしら?
私はこの母親が無性に腹立たしくて共感できなかった親を看取るときはもうこっちがへとへとくたくた
このお母さんはそういう経験がないのかしら?
≪ 母の死は 壮絶過酷 会いたいな ≫
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余命1年とすい臓がんを告げられた母。母の闘病、兄弟の苦労、母の強い個性によることで面白おかしく書かれているところもあるが、著者の母への思い、辛さで涙した。自分の母の死と重なるところもあって(ガンとか自分も母親と決して仲がいいってわけではなかったこととか)、より一層。家族で闘病していないとわからない、実体験として書かれている。自分にはもう両親はいないが、いろんなことで悔いを残さないようにと周りのみんなにオススメしたい本。
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状況がグサグサと突き刺さります。参考になった、といっては語弊があるかもしれませんが、参考になりました。お二人とも本当によくやったと思います。お姉さんのようにはとてもできません。私はお母さんのようにできたらなあ、と思ったほどです。これも語弊がありますかね。
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『臨死! 江古田ちゃん』に続けて著者のマンガを読むのは久しぶり。朝日新聞の書評に取り上げられていたことから購入。
一番好きなところは、著者がお母さんに描いてほしいと言われていた遺影を描き上げ、お手紙とともに送るときの描写。
「そうだ、手紙も入れよう。お母さんが好きだって書いちゃおう」の部分。好きなのに、改めて「好き」と伝えないのが親子関係。伝えとかないと後悔しちゃうよなと、最近思っているので胸に来た。
それからもう1か所。
「私たちも『完璧な幸せ』の最中だった」
余命わずかな母親と、きょうだい、その配偶者、孫たちと思い出の地ハワイへ赴いたときのこと、結婚50周年の老夫婦を目の当たりにし、「完璧な幸せだ」を見た気がしてひるむが、自分たちも「完璧な幸せの最中だった」と気づくシーン。
巷で小さい孫を囲んで幸せそうなジジババを見ると、「幸せそうだな」と思ってうらやましく思っていたけれど、最近は、「それは私たちも過去にやったんだった」と思う。そんな心情が重なった。
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お母さまの美貌・強さ・若死にと、亡母との共通点も多く。でも号泣じゃなくて、ちょい泣きくらいで読み終えられたということは、私もだいぶ母の死を乗り越えたっちゅーことかな、おかあさーん
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20180425Mリクエスト
他館借受
涙なしでは読めない、とかの帯が最近とても多いけど、そうかな?って感じ。
姉妹がいることは心強いと、そしてどうしてこのお姉さんは、ここまでできるのか不思議に思える。
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かなり現実的に描いてあるのだと思う。すごく参考になった。
いつか、親を看取る時、もしくは自分が癌になった時。
お母さんといろんな葛藤がありながらとてもよい別れをされたと思う。
兄姉の存在も大きい。
家族の問題はやはり家族にしか理解できないこともあるし、力にもなる。
遺影も素敵。