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投稿者:こねこママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもがこの作家の話が好きでよく購入してます。面白いようです。くちぶえ番町には負けますが。
紙の本
こども哲学から
2016/09/21 18:05
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「こども哲学」というシリーズの付録として書かれたものたちと「あの町で」が収録されています。
子どもに読んでもらいたい作品。
「なぜ?」と考える子はいいですね。
紙の本
おもしろかった
2017/04/30 15:57
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投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本には8つの物語がのっています。
子供向けだと思いましたが、大人でも共感できると本だと思います。
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【収録作品】よいこととわるいことって、なに?/きもちって、なに?/知るって、なに?/あの町で 春/夏/秋/冬 /いっしょにいきるって、なに?/
自分って、なに?/自由って、なに?/人生って、なに?
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『哲学』ってなんだろうと考える一冊。この薄い本に、こんなにも深い問いかけがあるとは思わなかった。
『この世界には嫌な不自由もたくさんあるけど、気持ちいい不自由もたくさんある。そんな不自由を楽しんで、味わって、生きていける「自由」がある。』こんな名言みたいな言葉がたくさん出てくる。
不自由だからこその気持ちよさ、とか、幸福の尺度みたいなものを改めて考えてみたくなる。
震災をテーマにした「あの町で」は涙を誘う。ある日を境に環境が突然一変することもある。今の幸せを当たり前のものと思わず、日々の生活を大切に過ごしていきたいと改めて感じる。
ミロコマチコさんの挿絵がふんだんで、印象的で、とてもいい。
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内容紹介
あの町と、この町、あの時と、いまは、つながっている。
初めて人生の「なぜ?」と出会ったとき――きみなら、どうする?
一緒に立ち止まって考え、並んで歩いてゆく、8つの小さな物語。
失ったもの、忘れないこと、生きること。この世界を、ずんずん歩いてゆくために。
累計20万部、生きることをまっすぐに考える絵本「こども哲学」から生まれた物語と、新作「あの町で」を収録。
*
「小さな小さなお話を、ミロコマチコさんの絵の助けを借りて、一冊の本に編んでもらいました。
すごくうれしいです。小さなお話でも、深い問いかけを込めたつもりです。
きみの町と、きみに思いを寄せてほしい遠くの町のお話とを組み合わせました。
ゆっくり読んでいただければ、と願っています。 ――重松清」
著者について
重松清(しげまつ・きよし)
1963年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て執筆活動に入る。ライターとして幅広いジャンルで活躍し、1991年に『ビフォア・ラン』で作家デビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『みんなのなやみ』『その日のまえに』『きみの友だち』『青い鳥』『とんび』『希望の地図』『空より高く』『また次の春へ』など多数。
ミロコマチコ(みろこまちこ)
1981年、大阪府生まれ。京都精華大学人文学部卒。23歳のとき、独学で絵を描きはじめ、2005年に初の個展開催。主に動植物を描き、全国で展覧会を多数開催する。2010年に自主制作絵本『やまのいえで』を刊行。2011年「HBファイルコンペvol.21」藤枝リュウジ賞受賞、2013年『オオカミがとぶひ』で日本絵本賞大賞を受賞。著書に『ホロホロチョウのよる』、『サバンナの動物親子に学ぶ』(共著)がある。美術同人誌『四月と十月』の同人。
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『知るって、なに?』
『あの町で』の二編が特に素敵。
どうか、生きることを嫌いにならないで。
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「あの町で」は東日本大震災を題材にしたお話。春編は、特に映像化して欲しい。
地震と津波で人生が変わった人達がいる。実際の地震や津波でなくても、メタファーとしての地震や津波で人生が変わってしまった人もいるんだろうなと思った。そして、その人達のやるせなさや、悔しさを想像すると、少し胸が苦しい。
このほか、著者が子ども向けの哲学書に書いた短いお話がある。どれも、いい。ミロコマチコの絵とお話がとてもマッチしている。
子どもが親や教師から与えられて読むのではなく、自らこの本に辿り着いたらいいのにな、なんて思った。
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「小説新潮」2013年4月号に掲載された東日本大震災を偲ぶ連作短編「あの町で(春夏秋冬)」を中心に据えた少年少女向けの一冊。
他の作品は、朝日出版社から出されていた『こども哲学』全7巻の付録として書き下ろされたもの。
平易な言葉で語りかけながらも、人間の本質に迫る著者の考え抜いたいくつもの「問い」に考えさせられる。大人だって、とても正解なんて返せないような質問ばかりだ。
著者自身の作家デビューにつながる実体験を踏まえて語る姿勢に、こんな時代だからこそ子どもと向き合おうという真面目さを感じる。
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これはもともと『こども哲学』という絵本シリーズの付録として書かれた文章を、単行本にまとめたものです。
フランスの哲学の授業で(子どもの頃から哲学の授業があるんですね!)交わされた会話を絵本にした、考える絵本『こども哲学』シリーズ。
今回、東日本大震災についてのお話「きみの町で」を追加して出版されました。
電車でお年寄りに席をゆずる、その時の小学生の心の葛藤。
いつもイジメられている同級生。
人間って、自分って、心って何だろう?
哲学ってちょっと難しいイメージがありますが、あつかっているのは誰でも一度は考えたことのあることばかり。
その中でも「きみの町で」は、震災に見舞われた町を舞台に、子どもたちに焦点をあてて、震災前と震災後の子どもたちを描いています。
心をギュッとつかまれました。
涙がこみ上げてきたけれど、それは悲しみの涙なのか、嬉しさの涙なのか、感動の涙なのか、私にはわかりませんでした。
でも自然にどんどん涙が出てくるんです。
もともとが絵本のシリーズなので(この本は文章が主です)児童書のコーナーに置いてあるかも知れません。
ちょっと手に取って欲しい本です。
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「こども哲学」と言う本に掲載されていたシリーズ。
席を譲りたいのに譲るのに勇気がいる、戸惑う気持ちは、自然と、幼かった頃の自分と重ね合わせてしまう。
重松さん自身の友人が逝ってしまったことを書かれてたので、その友人の想いまでも、今のこどもにも伝えたかったことが凝縮されていると思った。
「不自由」を感じられるからこそ、生きている・・・・うんうん、そうなのだと言い聞かせる自分が居る。
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子供向けの内容だな
と思っていたら、絵本『こども哲学』から生まれた物語とな、なるほど。
ちょっとお説教的な感じがするので、個人的にはニガテ。
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「こども哲学」という本に掲載?されていたお話たちと、「あの町で」という春夏秋冬ごとに震災に纏わるお話を含む児童向け短編集。絵はミロコマチコさん。よいこととわるいことってなに?じぶんってなに?というような題名で、様々な子どもたちが生き方を考えながら登場し、読者に問いかける。他人への思いやりを大切にしようというメッセージが伝わってくる。重松さん自身が、20代に親友を自殺で亡くした実話もあって印象深い。「哲学というのは、生きることを好きになるためのヒント」という言葉がなるほどなと思った。生きる喜びを見つけたい。
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ふだん何げなく思っていること、子そものころに持っていた思い、そんなことが思い出される心に響く作品でした、
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よいことわることって、なに?
きもちって、なに?
知ってるって、なに?
いっしょにいきるって、なに?
自分って、なに?
自由って、なに?
人生って、なに?
〇〇って、なに?シリーズのお話が載っている。
いろんな角度から、そのことについての考えが載っているので、考え深い。
ほかに、
あの町で・・・
春
夏
秋
冬
四つの3.11の震災に関するお話が載っている。
これは、あれから2年たってどうなのか、それぞれの季節に合わせての話。
身近な話なので、心にしみた。